創業者と二代目の違い

先日、リビングシフトという移住促進の一環で東京からのモニターの方々とお話する機会がありました。
ただ単に移住を促進するだけではなく、地域の課題を移住者に解決してもらう代わりにこちらは何を提供できるのか。どちらもwin-winとなれるような移住がどうしたら実現できるかを移住者、受入側と一緒になって考えようと言うのが目的です。

こういった外からの刺激は久々で、考えさせられる事が沢山ありました。

これからチャレンジしたい事は何ですか?

就農してから栽培の勉強に始まり、農業経営、販売店立ち上げ、集客イベント企画等、目の前の課題をとにかく解決する事を目的として仕事をしてきました。
生産の方も販売店の方も、ある程度軌道に乗ったところが現在地であり、上の太字の質問をされた時にすぐさま答えられない自分がいました。

もちろん、花の情報発信や価値向上、生産現場の見える化等、まだまだやりたい事は沢山あるけれども、これは課題解決であり、チャレンジではないなと気付かされました。

0→1の人間か1→10の人間か?

創業者は事業に対して確固たる理念がある人が多く、(無ければ創業してませんよね)、文字通り何も無いところから何か(モノ、サービス、ビジネスモデル)を創り上げていくスキルが高いですよね。アイディアマンだったり、行動力がズバ抜けてたり…
故に創業者は「0→1人間」が多いと思われます。

一方で二代目はUターン組が多く、外の世界や、他業種を見てから帰ってくる人が多いと思います。
私もその一人なので、外から帰ってくると改善点がよく見えたりします。それまでの経験を生かして課題解決・改善ができる力が備わるんだと思います。創業者が生み出したそれらをもっと大きくするスキルですね。

どちらが優れているという話ではなく、どちらも短所長所はあるので、自分はどちらタイプなのか認識して事業を進めていけると良いですよね。

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