コンビニの成人コーナー
あんまり触れるとワーーッとなりそうだったけれど。
常日頃から思っている事。
最近、色々な2次元の女性表現が論争の的になっている。
それを揶揄してツイフェミとか、フェミなんて言われているせいで、本物のしっかりとしたフェミニストの方々が肩身の狭い思いをしていると思うのと同時に
そういうツイートに反応して攻撃する男性は
「俺は不快じゃないから」という主張が多いように見える。
ここでタイトルに触れようと思う。
コンビニの成人コーナーだ。
ほんの子供から大人まで、誰もが目にするあの場所。
私は、少年誌の表紙にあるグラビアにかなり嫌悪感を抱くタイプだ。
これはフェミニストだからでもなんでもなく
「タイプでもない女のほぼ裸が強制的に視界に入る」から。
成人コーナーも、ペラペラの衝立だけで、私の最寄りのコンビニはATMの真横にあるから、視界に入る。
最近熟女ものが多い。趣味じゃない。親の性行為を見せられてる気分。
明らかに性的に作成された雑誌を、公に目に触れさせる事に対してなんの対策も取らない世間はおかしい。
本屋や、ドン・キホーテでさえちゃんと暖簾などで隔離、見えないようにしているのに。
見たくないものが、強制的に見える環境にこそ疑問を呈するべきなんだと思う。
そこにそのモデルの体型は関係なく。
性癖の自由があるという目線で。
好みじゃないものが日常的に使う場所でイヤでも見える
視界に入れざるを得ない
という事が私は不愉快だな、と思うんです。
だって、ゲイ雑誌やBL本コンビニにはおかないでしょう?
多数派の男性が不快になるものなんて、置かれていない。
それを容認してしまうから、小さな所から叩いていくようになるのかなって。
だって、そこのモラルがキチンと分けられていたら。
子供の頃から日常的にグラビアやアダルト雑誌が目に触れていなかったら、そこの分別はつきやすかったように思える。
「これはフィクションだ、作られたものだ」という意識が2次元だろうと3次元だろうと働くと思う。
でも日常的にみていたら?
そもそも女性を性的に見せる事を目的としたコンテンツは公の目に触れていいもの、性的に見ていいもの、という思考がどこかに生まれるんじゃないか。
私は、実際に論争を見るまでは疑問にも思っていなかった。
でも、胸が大きい事はすけべなんだと、雑誌のコーナーを通る度に思っていた。
私は、中学生の時に巨乳だという理由で、痴漢、レイプ、輪姦にあっている。それも、「世間が"巨乳はえろい"と思ってるから」と思って、耐えるしかなった。
そして所謂「ツイフェミ」さんの過剰反応は、子供の頃からそういうものが視界に入っているから
酷い人だと「巨乳だから性的だ!!胸を見せつけて淫乱だ!」という人までいる。
それのせいでより肩身が狭くなった。
大きいだけで罪なんだ、じゃあいっそ、胸なんてなくなってしまえばいい、切除してまおうかと、本気で悩んで何日も泣いた。
女はこうあるべきを押し付けてきてるのは女なんだよ。
私は、所謂フェミニストさん、ではなく。
フェミのせいで、好きな服を着れなくなった。
巨乳である事は恥ずかしい事で、性的であると同性にすら思わされたのである。逃げ場がないのである。
男性が女性を性的に見るのは……機能として一部許容しよう。
それが性被害に繋がらないのであれば、生命としての機能だ。
でも、AVや3次元のアダルト雑誌や、グラビアアイドルだって「仕事だからやってる」だけ。
フィクションを混同する原因は、もっともっと身近にある気がする。