「小夜着」

メリンスの小夜着昭和の色残し　　

【夜着】掻巻　小夜着　
掛け布団の一種で襟と袖がある。普通の着物より大型で厚く綿を入れる。
掻巻は綿が薄めで身丈も短く、小夜着とも言う。

俳句歳時記　冬　角川書店編

母の月命日　
幼かった娘のお昼寝用に縫ってくれた小夜着を広げました　
心なしか色が褪せたような気がします　
半世紀近いのですから無理もありませんね　
時々取り出して風をあててまた箪笥にしまっています　
とりたてて何をするというでもない静かな時間です

　

まめろうそくが燃え尽きるまで

2024.11.23