俳句を詠んでみた(春障子)
針数ふ翳りはじめし春障子
(はりかぞう|かげりはじめし|はるしょうじ)
昔懐かしいマッチブックの形にヒントを得て、ピンブック(勝手に命名)を縫った。
針仕事の終わりに、針の数を確かめるのを忘れることがある。
5本づつ整列させれば一目瞭然。
陽が翳って針目が見えにくくなる前に、ちゃんと皆さん居ますね~と、ピンクッションからピンブックへ針を収める。
ピンクッションは紅絹、ピンブックは好きだった麻の服をほどいて。
針仕事のかわいい相棒になった。
相棒と一緒に、つるし飾りを縫っている。