俳句を詠んでみた(春の川)
春の川満々と岸浸したる
(はるのかわ|まんまんと|きしひたしたる)
つがいらしき二羽浮かべたり春の川
(つがいらしき|にわうかべたり|はるのかわ)
冷たい風の中 ダウンジャケットを着こんで川へ行く
さざ波に踊る光がきらきらとちらちらと 消えては生まれる終わりのない繰り返し
見飽きることがない
二羽の留め鳥かなと思われる鴨に
なんだろう
つつがなくと 思いを寄せてしまう
山々の雪解け水を集め 岸辺を潤し 生き物を養い やがて海に入る
そして雲になって 雨や雪を降らす
自然の豊かなサイクル
くよくよしても始まらんと言い聞かせる