ものを増やすと問題も増える。減らすと減る。「あきらめ」と「工夫」で減らしていこう。
アマゾンのセールを眺めていて、ハッとして我に帰りました。
必要ではない文具を、なんとなく買おうとしていたのです。
問題解決のためにものを増やす。すると、その問題は解決しても、別の問題が増えがちです。危ない危ない。その文具、カートから削除しました。
たとえば、予定の見通しをよくするため、見開きの月間スケジュールだけの薄い手帳が欲しくなったとしましょうか。
バイブルサイズだとスペースが小さいしな。紙面が大きくなって発想を広げられそうだ。いいじゃないか!
確かに月間スケジュールは広いと使い勝手がいいです。追加すれば「予定の見通しが悪い」という問題を解決できるかも。
そして新たな問題が発生します。
薄いとはいえ手帳をもう一冊持ち歩かなければならない。
何をどこに書くか迷う。何をどこに書いたか迷う。
複数の場所でスケジュール管理するとダブルブッキングの原因となる。
ダブルブッキング問題は、過去に実際に何度かやってしまいました。しんどいですよね、あれは。ストレスが大きい。相手への負い目がありますから、交渉にまで影響します。
そこで、スケジュールを複数の場所で管理するのをやめてしまいました。
明日以降の予定は手帳で管理せず。今は、他者との約束はアップルカレンダー、自分でやるタスクはObsidianで管理しています。
毎朝、必ずアップルカレンダーとObsidianを確認して、その日にやることを手帳に転記します。
予定を入れるときは、MacかiPhoneでカレンダーを確認すればOKです。妻とカレンダーを共有しているから、彼女が不在でも予定を立てやすいのです。
見通し、という点では、iPhoneでは悪いですね。そこはあきらめました。オフィスにあるMacだと最高です。5Kモニタ×1、4Kモニタ×1という環境だから。
これでダブルブッキングは起きません。管理にかける時間も最低限ですみます。紙のスケジュール管理にも風情があっていいのですが、そこはあきらめました。
そう、あきらめと工夫。ものを減らすときの合言葉です。ものを増やせば問題が増える、減らせば減るなら、減らすほうがいいですよね。
で、冒頭のアマゾンのセールですが、買ったものもあります。
レシプロソーです。
パン屋店舗の粗大ごみとか、レンタル農地の残置ごみとか、こいつで解体して廃棄したく。
こういうのはもう、工夫もあきらめもできないから買うしかないですね。