見出し画像

[AIチャレンジャー] 第7回(後編):AIで教育関連のPR用イラストを作ってみよう!

2022年にmidjourney、Stable Diffusion、NovelAIなど黒船級のAI画像生成サービスが登場し、さらにはchatGPTをはじめAIによる文章生成や動画生成サービスが続々と出てきて話題になり、AIの世界は凄まじい勢いで進化していっています。

そんな今の時代に、自分たちでもAIを使って仕事に使える画像を生成してみよう、という、このコーナー「AIチャレンジャー」。

前回は「AIで教育関連のPR用イラストを作ってみよう!・前編」をお届けしました。今回はその「後編」です。

第7回「AIで教育関連のPR用イラストを作ってみよう!」前編

前回の「前編」では、教育関連のイラストということで、制服姿の生徒を描いたり、卒業シーズンなので桜の花の下での風景などを描いたりしてみましたね。描写に使った呪文(プロンプト)も全て公開しました。

AIで描いた、教室での風景。
AIで描いた、桜並木の下での風景。

でも、前回で読者の皆さんから一番反応が寄せられたのは、「5ヶ月ほどAIの練習をしたら、これぐらい描けるようになりましたよ」ということでお見せした、リアル系の絵についてでした。

5ヶ月ぐらい練習したら描けた、女生徒の絵。

「どうしてここまでリアルに描けるの?」という驚きの感想をたくさんいただきました。今日はその部分についても触れていくつもりですので、かなり情報量が多いかと思います。

前回までの通り、今回の「AIチャレンジャー」の記事の中で使われたAI生成画像は全て、著作権フリーで自由にお使いいただけます。使える場所があったらぜひ使ってみてください。

それでは「AIチャレンジャー」第7回、後編のスタートです!


■[AIチャレンジャー] 第7回(後編):AIで教育関連のPR用イラストを作ってみよう!

第7回では、教育関連の業界のPRに使えそうなイラストをAIで作ってみるというのがミッションで、前編では制服姿の生徒などをプロンプトで指示してAIに描かせてみた。

それにしても、AIの進化というのは目覚ましく、前編を公開してからたったの十数日間だけでまたAIの新たなサービスが登場したり注目されたりしている。

おなじみのNovelAIも、操作画面がガラリと変わってしまった。しかも、プロンプトも英語だけではなく日本語にも対応してくれるようになっている。すごい進化だ。

NovelAIの操作画面。以前とレイアウトがかなり変わった。

新しいレイアウトに慣れるまでにちょっと手間取っているが、しかし使える機能も増えたり、Anlasの消費が減ったりと、かなり良い方向に進化しているようだ。

さて、今日は前回にとても反響が大きかった、リアル系のイラストについてである。前回のラストで、「AIを5ヶ月ほど練習してきたから、制服の女子といったらこれぐらい描けるよー」とチャッチャと描いて載せた、これ。

前編のラストで「さっき、AIで描いてみた絵」と載せた絵。

読者の中に「ガチ恋しそう」と思ったという方がいらっしゃった。それほどまでにリアルに描けていて、どうやって描いたのかがものすごく気になるとのこと。確かに、今までの「AIチャレンジャー」とは少し毛色が違う。

それでは、このリアル系のイラストをどのように作ったのかを、簡単に説明していこう。

まず、この制服姿の女の子を描くにあたり……

ここから先は

13,839字 / 75画像
この記事のみ ¥ 300

noteマガジン『マーケティング発想源』では、皆さんのお仕事やご商売に活きる有用で有益な発想源を多数お届けしています。新事業や新企画のアイデアの発想源がいろんな視点から次々と。応援よろしくお願いいたします!