競馬予想から、歴史を学ぶことの重要性を感じているという話
中学生の頃、歴史の授業があまり好きではなかった。古い歴史を学んで何になるんだろうとか思っていた。
自分にとっての中学生で学んだ歴史は、知りもしない誰かの物語を丸暗記するという、苦行であった。
さて、そんな自分が競馬予想で何を重視しているかというとレースの過去傾向に他ならない。そう、人間は過去から、これから起きる事について学ばなければならないのだ。
過去にとらわれた保守的な人間であるつもりはないが、未来を想像するにあたって一番参考になる情報が何かといえば、過去の結果だと思う。
突然宇宙人が現れ、人類に未だかつて無い技術でも授けてくれない限り、イノベーションと言えど、過去の積み重ねの先にあるものでしか無いのだろう。
イノベーションだのなんだの言いながら、人工知能や機械学習がやっていることも、過去起きたことの分析とその応用でしかない。
過去データを参考にして、この先起きるであろう未来のストーリーを描く。
データサイエンティストと言われる人たちにはきっと、小説家になれるような才能も必要なのだと思う。
ちなみに個人的には、競馬において、機械学習に使えるような良いサンプルになる過去データを集めることは非常に難しいように思うのだが、何故、世の中には競馬予想AIなるものが沢山あるのかは未だに良くわからない。
それよりも、もっと視覚的にデータを見れるツールのほうが必要な気がする。
自分は競馬予想をするにあたり、TARGETを使って過去傾向などの情報を良く確認している。
TARGET、この時にも書いた通り検索性は良い感じだが、如何せんビジュアルがもう少し良ければとは思う。
トップ画像がTARGETの画面だが、小学生時代に触っていたPCのアプリケーションのようである。もっと最新のBIツールのような、イケてる感じにならないものだろうか。
このあたり、Excelで簡単に視覚化する方法を考えてみるのは、競馬予想のDXとして手始めに良い気がしてきた。
さて、そんな感じで今日の東スポ杯2歳ステークス。
過去傾向を見ていると、ノーザンファームが多頭出しをしている時は、自信が無いということなのか、ノーザンファーム生産馬の成績はイマイチである。
かといって、1番人気のハーツコンチェルトも過去2000mの新馬戦デビューから東スポ杯に出走という馬は少なく、しかも調教師も重賞未勝利ということもあって、新馬戦の印象ほどの実力かというと疑問符がつくのかもしれない。
ということで自分は、サトノクラウンの勝った2014年のように、ノーザンファーム生産馬でも人気の無い、タイセイクラージュ辺りが勝つストーリーを描いてしまったのだが、果たして自分に小説家の才能は潜んでいたりするのだろうか。
、、、サトノクラウンとタイセイクラージュの親子2代制覇、そんな在り来たりのストーリーは、駄作のような気もしてくるな。
ちなみにいま思っても中学生の歴史の授業、なぜ古代の歴史はあんなに時間をかけてやるのに、現代の生活に直結しているであろう近代の歴史がかけ足で終わっていったのかは、よくわからない。
ということで、ずっと机の上に置いたままのサピエンス全史でも読もうかなと、手に取るのであった。
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