真冬のイルカプールにダイブする、そんな感じのリーダーシップ
海の見えるオシャレなカフェでスマホをミュートにするのを忘れて、大音量でレース実況を流してしまい妻に怒られたりもしたが、先週末は競馬もそこそこに、外出をしていた。
ことの始めはSharePointのストック画像にあった、これ。
食べ物には人を突き動かすだけの魅力が備わっている。
ということで、うどんに魅入られ、唐突に週末の香川への家族旅行を企画してみたところ、家族もノリ気になってくれた。
そんな感じで訪れたのが、新屋島水族館。
面白かった。
うどんだけ食べに行くのもなと、面白そうな観光スポットをGoogle Mapで探していて、偶然見つけた新屋島水族館。
案内板も見当たらず、ナビにも良くわからない場所に連れて行かれながらも、何とかたどり着いたマイナースポット。
駐車場に着いてからも、古風なお寺を抜け、これまた古風な土産屋街を抜け、新しそうなオシャレな展望台のその先にたどり着けるという、何とも隠れ家的な水族館だった。
そんな、新屋島水族館のイルカショーが冒頭の画像。遠くで雪の降りしきる寒い冬の日の山頂、Tシャツ1枚でイルカプールにダイブしていた。
新屋島水族館のイルカショーはTシャツ1枚のこの方、世直し侍の独断場。
この方に触発されてか他のスタッフの方もとても元気で、お客が少なくのんびり楽しめながらも、とても活気のある、素敵な隠れ水族館だった。
プロ野球の春季キャンプも始まったが、日本ハムの新庄監督といい、この世直し侍の方といい、自分には持ち合わせていない素養だからか、こういうムードメーカー的な存在を自分はリスペクトしてしまう。
たぶん憧れなんだろう。
しかし、こういう自らの奇抜な行動で、チームをまとめ上げるみたいなものに憧れは抱くが、自分には向かないし、出来ないとも思う。
この頃の仕事は、受け持つプロジェクトの終わりと立ち上げの時期、引っ張るリーダー不在のプロジェクトへの参画もあったりで、どうにも忙しかったりする。そんなこともあって、ストレス発散に自分はうどんを求めていたのかもしれない。
以前までは、プロジェクトに参画する側だったが、最近は自分で受け持つことが多くなってきている。
プロジェクトマネジメントやリーダーシップのハウツー本みたいなのも世の中には沢山あるが、結局は自分とは違う誰かの成功事例だったりする訳で、そもそもの性格や背景の違う自分がやっても同じようにはいかないと思うし、プロジェクトマネジメントとはなんとも難しい。
ということで、自分の特性に即したリーダーシップが大切だとは感じつつ、それがどういったものかを見出すのも難しい。
そんな中、引っ張るリーダー不在のプロジェクトへの参画の1つとして、SharePointへの社内ポータルの置き換えがあり、SharePointのうどん画像との出会いがあった。社内ポータルの置き換えは、定年まで残り僅かな年配リーダーが仕切っているが、指針や方針がメンバー任せでなんともやりづらい。
少なくとも、こういうプロジェクトマネジメントは良くないと思う。
ちなみに肝心のうどんは、香川の老舗うどん屋で食べたものより、帰りに近所の丸亀製麵で食べたうどんのほうが自分の好みだったりした。
情報に溢れ平準化される時代、大事なものはネームバリューや知識量なんてものでは無く、やり方は何であれ、決めたことをやり抜くだけの行動力だったりするのかもしれない。
うどんも人もコシが大切。
頭でっかちにならずに、年をとっても行動力を失わないように足腰鍛えないとなと思った。