13.住宅ローンの種類
社会人不適合者の「人生とお金」です。
【住宅ローンの種類】についてです。
変動にしようか?固定にしようか?
悩みますよね。
各家庭のライフプランにもよりますが、どんな種類があって、どんな仕組みなのかを、一緒に理解していきましょう。
住宅ローン金利には3種類
①固定金利型住宅ローン
当初決められた金利が返済終了まで一定なので、総返済金額が変わらない。
金利が低いときは固定金利が有利。
②変動金利型住宅ローン
市場金利が変わればローン金利も変わる為、総返済金額が変わる。
固定金利型より申込時の適用金利が低い。しかし、金利変動リスクがある。
金利の見直しは年2回(半年毎)、返済額の見直しは5年毎。
③固定金利選択型住宅ローン
当初の一定期間は固定金利。その期間が過ぎると、固定金利か変動金利かを選択できる。固定金利期間が長いほど金利は高くなる。
住宅ローン返済方法には2種類
①元利均等返済
毎回返済額が一定。
当初は利息部分の返済額が多く、年数が経過するにつれ、元金の返済部分が多くなる。
②元金均等返済
元金の返済額のみ一定。
利息は元金の残高に対してかかるので、年数が経過するにつれ、利息と返済額が減っていく。
元利均等返済に比べ、当初の返済額は多いが、総返済金額(総支払利息)は少なる。
自信の年齢、子供の年齢や、お金の状況などを総合的に踏まえ、どの選択肢がよいのかを考えないといけなと感じますね。これが正解というのではなく、今ある環境をよく把握してベストな選択ができるといいですね!!
住宅ローンの繰り上げ返済
通常の返済のほかに元金の金額または一部を返済する事。
繰り上げ返済の回数や、返済額の制限や、手数料は、銀行によって異なるので、要確認が必要になります。
住宅ローンの繰り上げ返済は2種類
①返済期間短縮型
毎回の返済額は変えずに、返済期間を短縮する方法。
繰り上げした分の元金にかかる利息がなくなるので、返済額軽減よりも利息軽減効果が大きい。
②返済額軽減型
返済期間は変えずに、返済額を減らす方法。
住宅ローンは、団体信用生命保険に加入しているかたにとっては、死亡保険変わりに捉える方も、少なくはなく、お金に余裕があるからといって、すぐに繰り上げしようとしなくてもよいのかもしれません。また、借り入れの最初の償還月から10年未満となった場合には、残りの控除期間については、住宅借入金特別控除の適用は受けられなくなります。
住宅ローンの借り換え
現在のローンを一括返済して、金利が低いなど、より条件の有利な新規ローンに切り替えること。その際、新規ローンの諸費用が発生します。
他の民間住宅ローンやフラット35への借換えはできるが、財形住宅融資への借換えはできない。
団体信用生命保険
住宅ローンの返済途中で死亡するか、高度障害になった場合、ローン債務者に代わって生命保険会社が住宅ローン残債を債務者(銀行)に支払う保険。がん・脳卒中・心筋梗塞の三大疾病にかかった場合にも保険金が支払われる特約つき団信もある。フラット35は、団体信用生命保険の加入は任意になります。
次回は、「教育資金」ついて投稿していきます。