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15.社会保険

社会人不適合者の「人生とお金」です。

【社会保険】についてです。

社会保険とは、公的な保険を社会保険といいます。
うーん・・・なんかパッとしませんね。
私達の理解では、
「会社に勤めている人が加入する健康保険」
という意味合いをもっています。全く間違いではないと私も思いますが、
ここでは、本来の意味を学習しておきましょう。

「国や地方公共団体といった公の機関が管理・運営している保険」

という本来の意味合いを理解しておきましょう!!

社会保険(公的保険)の制度

5つの制度があります。
①医療保険
②介護保険
③労働者災害補償保険(労災保険)
④雇用保険
⑤年金保険

医療保険の制度

3つの制度があります。
①健康保険
②国民健康保険
③後期高齢者医療制度
下記に図を添付します。

(出典:https://www.taiyo-seimei.co.jp/net_lineup/colum/basic/002.html)

健康保険は主に、企業の従業員・役員と、その家族が加入をします。
しかし、健康保険の中にも、3種類があります。
①全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)
②組合管掌健康保険(組合健保)
③共済組合

①全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)
主に中小企業の役員や従業員が加入となります。

②組合管掌健康保険(組合健保)
主に大企業の役員や従業員が加入となります。

③共済組合
公務員および私立学校教職員が加入となります。

3つの違いは、加入者がどんな企業で勤めていて、組合の仕組みがあるのかないのかという事で変わってきますが、保険料にも違いがあります。
協会けんぽでは、企業と被保険者が半分ずつの負担(労使折半)となります。
組合健保は、企業の定めにより金額が異なりますが、協会けんぽよりも安くおさえられます。また、共済組合保険であれば、下記資料により協会けんぽよりも安くなるということです。

(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/tottori/temporary/20160414/2016040813.pdf)

もう一つは、国民健康保険です。
国民健康保険は、健康保険の被保険者およびその被扶養者等を除いて、農林水産従事者、自営業者、定年退職者など、すべての人が加入する保険です。

次回は、「後期高齢者医療制度」について投稿していきます。

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