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万年筆は水洗いしてもいいモノだと知らなかった・・・

モノを減らしてから、使っている筆記用具の数はかなり絞られました。持っているのは、万年筆とポールペン、それぞれ一本づつです。

メーカーはドイツのLAMY。

海外製ですが、日本にいたときに購入したモノです。デザインがカッコ良くって、カラフルなカラー。どちらかと言うと、それが理由でゲットしたモノです。

さて使い始めて、数年経ちますが、どうも最近筆のノリが良くない。簡単に言うとインクが出てこないんです。

何度も拭き取ったり、インク交換したりしているのですが、どうもうまくインクがペン先に降りてこない感じなんです。逆にペン先以外のところからインクが滲んできて、蓋の中はインクだらけになってたりします。

これじゃぁ、まともに書けない。

長く使っていても、メンテナンスは初心者。

どうして掃除しているのに、インクでないの?って原因を探っていたら「万年筆のペン先は、水洗いできる」と言う記事を目にしました。

なるほど。インクが詰まっていると言うことか!

と言うことで早速「水洗い」してみることに。

水洗いした万年筆。劇的に書き味が改善!

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ペン先を外し、水洗い開始。出るわ出るわのインク。

水洗いしただけでは、ペン先に残っているインクはしっかり取りきれないみたいです。インクは水に溶ける?ので、一晩水につけておくと、抜けていくそうです。とのことだったので、水につけ置き、放置。

結果、すっかりインクが抜けたようです。

早速書き味を試すと、写真の通りになりました。復活!


「筆記用具は水洗いできない」という常識に支配されていた

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万年筆使っている人なら、当たり前のことだったのかも知れませんが、わたしにとっては「水洗いできる」というのは驚きでした。

だって、ボールペンや、シャープペンなど、水洗いするモノではないし、水洗いしたこともなかったですから。

万年筆も同じ「筆記用具」の分類だから、「水洗いするモノではない」という自分の中での「常識を勝手に作り上げていた」のです。

ひとつ知恵が付いたというのはもちろん喜ばしいことですが、縛られていた常識から解放されたというのも、わたしの中では大きな体験になりました。

人生も半ばを過ぎた感じですが、まだまだわからないこと、縛られ過ぎた常識に囚われていたことに気づけたのは、今後の生活に役立つな、と思っています。

それでは、また。

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