想像力を働かせろ、の言葉が私を奮い立たせる
”気配り”について考えている。
私は今、社長の下で編集アシスタントをしている。
私が考える気配りとは、どうしたら社長がスムーズに動くことができるのかな、ということだ。社長に話すとき、どんな情報が必要で、どんな情報がいらないのだろうか。決断のために、必要な情報のエビデンスはどこにあるのだろうか。社長に確認する前に、私自身の確認漏れはないだろうか。
いわゆるホウレンソウで、私が社長の手を煩わせたくない。なんて、一丁前に考えている。
社長の工数をなるべく減らして、「これをすればいいのね」がすぐにわかる状態にしたい、と思っている。社長ももちろんだけれど、他に連絡が必要な関係各所のみんなに対してもそう思っている。というか、そうできる自分でありたい、と思っている。
「阿吽の呼吸」じゃないけど、お刺身を食べるときにすっと醤油が出せるような。雨が降りそうなときにすっとタクシーのドアを開けられるような。そういう、痒いところに手が届く自分でありたいと思っている。
だけど今日、ちょっと失敗してしまった。
もう一歩の確認が足りなくて、1度確認したはずなのに似たような連絡をしてしまった。今思えば仕方がないし、社長は怒ったりしないだろうけど、私にとっては、「あ〜やってしまった」の思いが募る。
私が求めている自分の理想像のおかげで、そんなにうまくやらなくていいんじゃない? と、なかなか思えない。理想の自分にたどりつけないギャップにちょっとだけ打ちのめされてしまった。
「想像力を働かせることが大事」
と、社長は言ってくれた。想像力を巡らせる。
それはきっと、社長だけじゃなくて、コンテンツを作るとき、記事を作るときにも通じる”編集者”としての心構えなのだと思うと、私はまた頑張れる。
”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。