#18 値段次第で売れ方は変わる⁈
値段はどう決めるか?
起業して適正な価格提示をすることは、
長期のお客様を得ることに特に重要です。
買う側の心理、提供側の心理は相反する場合も多いけれど、長期的関係には
お互いが良しとなる設定が必要です。
原価に利益を上乗せしたり、競合品の価格に合わせたりする従来の価格の決め方は、成熟したマーケットではほとんど意味がありません。
絶妙な価格戦略で、ロイヤルカスタマー、つまりファン💝をつくることが大切で、そのためには?
どうしたらいいでしょう。
まず、価格はあなたの費用ではなく、お客様にとっての価格を基準に設定してください。
そして、内容とその価格を明確にしてください。
価格から伝わるあなたのメッセージによってお客様の価値認識は変化します。
経済学では、人々の経験を「効用」と呼ばれる変数でとらえ、効用が高くなれば満足度が高まるので、常に最大効用を得られる選択をすると考えます。
また、財やサービスの売買によって効用を得られるとする経済学で重要なのは、ある財と別の財の交換によって得られる効用の量であり、それぞれの財がいくらかということになります。つまり経済学の対象は、一定の価格において財やサービスをどのように交換して、満足度を高めているかということになります。
一方心理学の行動分析は、外部刺激に対する反応が脳の状態にどのように影響し、どのような行動につながるかを分析します。
いずれのアプローチも正しいのですが
人を動かす原動力は、自分の状況をどうにか改善したいという欲望。欠乏感なのである。
欠乏のニーズを満たす一般的な方法は、商品やサービスを購入すること。
そのプロセス、個々の要素がどのように組み合わさって意思決定のプロセスが成立していくかは、とても複雑です。
心理学では
「極端の回避」や「非対称の優位性」が生じるし、予想のプロセスでは「呼び水」に左右され、「アンカリング」は価値の数値化そのものである。
幸せ=結果-期待値
期待値を上回る、効用が長く続く
その支出をすることでその投資以上の効果があるもの
が幸せな買い物となるんでしょうね。