プロサッカーチーム京都サンガF.C.でワークショップを開催!越境体験が生み出す気づきと学びとは
2023年1月11日(水)、ウィル・シードの石川大貴が、京都サンガF.C.の選手向けにワークショップを実施いたしました。
当日は、ブラジルやニュージーランドからの海外籍選手も含めた34名のサッカー選手が参加。チームスタッフの皆様も興味津々。笑顔で熱中いただいたワークショップの様子をお届けします!
1.新たなアプローチでチームに変化を
京都サンガF.C.は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブで、曺貴裁監督になって3期目がスタートします。
『サッカー以外のアプローチでチームに変化をつけたい』
曺監督の発案からサッカーという枠を越えた取り組みにチャレンジされるタイミングで、「越境体験」プログラムを提供しているウィル・シードにお声がけいただきました。
ワークショップは、新加入選手を迎え沖縄合宿へ向かう前に行います。チーム内のコミュニケーション活性を図り、チームビルディングを図ることが目的です。
今回は、SEEDというビジネスシミュレーションを活用し、選手一人ひとりの思考のクセや行動のクセを明らかにしながら相互理解を図ります。
2.チーム全体に生まれた気づきと学び
ワークショップ当日、「何が始まるのかわからない・・」と半信半疑で入室してきた選手たち。
しかしシミュレーションが始めると熱中開始。
見学されていたスタッフの方々も部屋の隅で「あーだ、こーだ」と熱心に議論を重ね始めます。
参加者も見学者も、笑顔も交えながら、そして真剣に。
様々な気づきと学びが生まれたことが印象的な日となりました。
シミュレーションの振り返りでは、次のような声が聞かれました。
もともと知っている選手ではあったが、アイデアの柔軟さなど、新しい一面を知ることができたのが面白かった。
無意識のうちにWin-Loseのコミュニケーションばかりになってしまい、相手とWin-Winの関係をつくるということができていなかった。
「何か、なんとなくおかしい」「このままいくはずはない」という違和感をもっていたが、チームで話をしたり、行動に移すことができなかったのが悔しい。
チームビルディングという目的に加えて、選手個人にとっての気づきと学びに繋がる場が生まれたようです。
また、議論を重ねていたスタッフの皆さんにも、大きな学びが生まれたのではないでしょうか。
3.越境体験を通じた学びを
最後に、監督の曺氏やトップチームマネジャーの大前氏からも嬉しい感想をいただいたので紹介します!
ウィル・シードは、「100の言葉よりも、ひとつの体験を。」をスローガンに、複数企業が参加する異業種プログラムや自治体職員を巻き込んだ官民連携プログラム、海外での異文化でのビジネス体験を通じたプログラムなど、「越境する体験を通じた学び」に価値を感じています。
この「越境を通じた学び」で、『サッカー以外のアプローチでチームに変化をつけたい』という京都サンガF.C.の取組に共感し、協力させていただきました。
サッカーという競技の技術を研鑽することのみならず、ビジネスシミュレーションというツールを使い、チームコミュニケーションや人間力を磨こうとするしなやかさを持つ京都サンガF.C.
チームスローガン である「Rev up 高みへ」を旨に、今シーズン大活躍していただきたいと願っております。