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#03 自分のHISTORY~1990年音楽と美容について

ビューティークリエイティブエバンジェリスト(美容家)、美容師、ヘアメイクアップアーティスト、の柳 延人(やなぎ のぶと)です。

今回は、#02に続き、自分のHISTORYと自分がアメリカから帰国した頃の1990年の音楽と美容について書きました。

1.HISTORY

日本に帰国してからは、しばらく仕事をしないで、母親を心配しながらも、どうやって活動していけば良いのかを毎日考えていた。

母親は、重度の心筋梗塞でペースメーカーを入れる手術を行い、身体障害者手帳を持つ身となっていた。
息子可愛さから、私の事はいいから自分の思う通りにやりなさいと、いつも応援してくれる、そんな健気な母親の気持ちに応えるべく、行動を起こそうと決意。

アメリカ仕込みの特殊メイク技術を手に入れたという事を武器に、ブック(当時はデジカメがないので、写真を大きくプリントした作品をブックファイルに入れたものをブックと呼んでいた。現在はプレゼン先で紛失されたまま 泣)を片手に、片っ端から広告代理店や映画配給会社、テレビ局や出版社などに営業しまくる事にした。

https://godmake.me/press/archives/4106

アメリカでの生活が社交的かつ積極的人間にしてくれた事で、良い面もたくさんあったが、場の空気を読めずのプレゼンに『なんか嫌われてる?避けられてる?』って場面が多々あり、日本人って神経質でめんどくせーなーって思ったりもしていたが、ちなみに現在の自分は、どっぷり日本人ですf^_^;

めげずに日々営業に明け暮れ、幸いにもいろいろな現場のチャンスをいただき、食べていける程度の仕事に恵まれた。
当時チャンスをいただけた理由が2つあり、おそらく次の理由だった。

1つ目は、お酒が呑めたこと。
僕は家系柄お酒が強く、お酒が好きだった(今も大好き)。
酒の席に誘われたら喜んで参加していたし、必ず最後まで帰らなかった。
結果お酒は、人脈を作るのにとても役に立つことを、後に知った。
現在でも、酒の場はとても大切にしていて、決して自分から帰ろうと言わない(付き合わせてる皆さん、毎度申し訳ないm(_ _)m)精神で、55歳になった今も人脈は広がり続けている。

出典:https://seniorguide.jp/article/1050016.html

2つ目は、麻雀が出来たこと。
当時、広告代理店関係は、とにかく麻雀が流行っていて、毎日メンツが足りないの声が飛び交っていた。
幸い、高校で覚えた麻雀は、当時適度にフリーで打てる程のまあまあな腕前だった(今は全然💦)ので、声が掛かればどこでも参加していた。
麻雀ができる事が業界内に広まってから、何かとちょっとした現場に声を掛けていただく機会が増え、そして仕事が終わると『半チャンどう?』
何かと麻雀を通じて、仕事関係者とのコミュニケーションが深まっていた。麻雀営業か(´ω`)

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/壁牌

実力で仕事にしてないじゃん!と自問自答する時も多々あったが、『きっかけができれば、元々実力は伴っている、後は自分次第でどうにでもなる!』と、ある意味自信過剰に開き直っていた。

しかしながら、特殊メイクに関しては、興味を持たれるも、なかなか仕事に結びつける事が難しく、ドラマやバラエティーで若い俳優やタレントの老けメイクがたまにある程度で、猿の惑星のコーネリアスを作るような仕事にはたどりつけなかった。

それでも、クリエイティブメイクは心底好きで、特殊メイクの他に、ミュージカルキャッツのようなフェイスペイント、ウィッグを使った創作ヘアーと、好きなものはまず真似てみるの精神で、いろいろな作品を創り、プレゼンし続けた。

そして、運命を変えた舞台の仕事との出会い、会社設立、そして伴侶との出会いが、、この時25歳。 #04へ続く

2.MUSIC JAM

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていた洋楽の中から、柳レコメンド曲を僕なりのライナーノーツとしてご紹介していきたいと思います。

今回のレコメンド曲は、僕の人生の大きな勝機となった1990年から、マドンナの『ヴォーグ』です。
アルバム『アイム・ブレスレス』の先行シングルとして発売されたのですが、実は、シングル候補の『キープイットトゥゲザー』のB面に、新曲として短期間で書き上げられた曲でした。
曲のあまりのクォリティーの高さに、ワーナーブラザーズの重役が、A面にする事をマドンナに薦めたというのは、有名な話です。
また、『ヴォーグ』というワードが、流行や人気という意味の他に、クラブダンスの名前というのも、この時に知りました。
今でもモードは、ヴォーグ的な発想が面白いと思っています。

そして、1億回再生されているプロモーションビデオにて披露される、クラシカルラグジュアリーでセクシーなヘアメイク、マニッシュコーデでのセクシーなポーズ、ゲイダンサーのクラブダンススタイル『ヴォーギング(ヴォーグ)』、一瞬で心を撃ち抜かれました(//∇//)

僕にとって激動の1990年ビルボード年間シングル・チャート、ベスト20はこちら。

1. ホールド・オン / ウィルソン・フィリップ
2. 愛のぬくもり / ロクセット 
3. 愛の哀しみ / シネイド・オコナー 
4. ポイズン / ベル・ビヴ・デヴォー 
5. ヴォーグ / マドンナ 
6. ヴィジョン・オブ・ラヴ / マライア・キャリー 
7. アナザー・デイ・イン・パラダイス / フィル・コリンズ 
8. ホールド・オン / アン・ヴォーグ 
9. クレイドル・オブ・ラヴ / ビリー・アイドル 
10. ブレイズ・オブ・グローリー / ジョン・ボン・ジョヴィ 
11. ドゥ・ミー! / ベル・ビヴ・デヴォー 
12. ウィズアウト・ユー / マイケル・ボルトン 
13. 今夜はパンプ・アップ / テクノトロニック 
14. 甘い誘惑 / ポーラ・アブドゥル&ワイルド・ペア
15. エスカペイド / ジャネット・ジャクソン 
16. 愛していたい / ハート 
17. クロース・トゥ・ユー / マキシ・プリースト 
18. ブラック・ベルベット / アランナ・マイルズ 
19. リリース・ミー / ウィルソン・フィリップス 
20. ドント・ノウ・マッチ / リンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィル  

3.BEAUTY

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていたビューティーをご紹介していきたいと思います。

バブル景気に沸き、女性らしさをアピールするファッションやヘアメイクが全盛だった平成元年〜。
1990年は、男女雇用機会均等法施行後の世代として、美容、ファッション、ヘルス&フィットネス、様々な資格取得など、自分を磨くためにお金と時間を費やす女性が増え、日本独自の文化や美容意識が次々と生まれた年代です。

この頃のメイクの特徴は、青味がかったブルベピンクな色味のリップカラーでした。
口元以外は全体的にナチュラルで、アイメイクは、淡いローズやパープル系などのアイシャドーで仕上げるのがトレンドでした。

出典:https://s.cosme.net/feature/201806_pinklip_blue

ヘアスタイルは、ワンレングスのロングが主流でした。
そして、『ソバージュ』パーマスタイルもこの時代を象徴するスタイルです。

出典:https://www.pinterest.jp/pin/790100328359449988/

令和の現在、『ネオ・ソバージュ』ヘアーがブームの兆しです。
バブルヘアー復活で、景気も復活期待ですね!

*タイトル写真出典

https://godmake.me/press/archives/4106

https://www.pinterest.fr/pin/823244006855333593/

https://seniorguide.jp/article/1050016.html




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