「手帳」で考える、失敗の少ない物選び
新年に合わせて新しい手帳で気持も新たにスタートした方も多いのではないでしょうか。手帳は私たちの生活に大きな影響を与える特別なアイテムです。こだわりを持つ方も多く、「これ!」と決めたものを長年愛用している方もいれば、新製品の中から基準を満たすものを選ぶ方もいます。
私自身も、「自分に合う一冊」を求めて若い頃から手帳にはかなり散財してきました。テーマ性のあるもの、定番人気のもの、白紙に近いシンプルなものなど。それでいて、つい最近までは最後まで使い切ることがほとんどありませんでした。1年間経たないうちに違和感が出てきて、遠ざかってしまうのです。
それが、ここ数年で、ようやく最後まで使い切れるようになりました。今は同じものに繰り返しお世話になっています。
「用途や書き方が限定されない自由度の高さ」
これが、私と相性の良い手帳の条件でした。
例えば、バーチカルとしても、日記としても、タスクリストにも使える。いつ始めても、途中ブランクができても気になりません。状況に合わせて調整できるレイアウトで、幅広くカスタマイズが可能。日付書込み式なので書いていなかった空白ページを憂鬱な気持ちで抱える必要もありません。
私はここ数年、Laconicのスタイルノートシリーズを愛用しています。
このシリーズの良さは、私が求めるものが全てそろっていました。
私が愛用していたのはこの中の「100Days」です。
・リーズナブル
・汎用性が高い
・本体が薄い&軽く、持ち運びストレスなし
・サイズ感が良い
・ノート仕様で書きやすく、気軽に使える
・日付書込み式で、いつでもスタートできる
前述しましたが、手帳は万が一途中で違和感を感じたら最後、開かなくなります。
最近の手帳は¥4,000近くするものもあり、数々の失敗遍歴を持つ自分はとても手を出せません。ならば、ベースを自由度の高いものにして、あとは自分にフィットするよう足りない部分はさまざまな付属品を使ってカスタマイズしようと考えました。
高価なものよりも、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズできる手帳を選ぶことが、私にとって重要なポイントだったのです。
今年から、日々のタスク管理強化のために、バーチカルタイプのスケジュール帳にしようと数ヶ月かけていろいろ探し周りましたが、結局同じシリーズの「Daily」に落ち着きました。
時間軸がありながら、控えめに配置されており、さまざまな使い方が可能です。
1年単位でも、周りの環境や物事はどんどん変わっていきます。年初の状況と何も変わらず1年を終える方はいないはず。年初に決めた目標や習慣も、状況に応じて優先順位や中身が変わるでしょう。
そんな中、手帳の柔軟性が高ければ自分の状況に合わせて使うことができます。
「使い方が限定されない自由度の高さ」は、手帳に限らず、物を選ぶ時の基準にすると失敗が少ないポイントではないでしょうか。
もし、今まさに手帳選びに頭を悩ませている方がいたら、こんな視点が参考になれば幸いです。