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「|《》」タイプのルビを正規表現で変換し、InDesignに落としこむ……記事を書きたかった
※ほんっっっとにマジでなんの参考にもなりません! 私がただ悔し〜ッって言ってるだけです。
実はこの記事6月分でした。手が回らなさすぎて、一旦投稿して引っ込めることで26ヶ月投稿した実績だけもらうというなんとも狡い手を使ってしまいました。だから7月分はまた別の記事を投稿します。
「ちょっとたまにはnoteらしい記事でも書きますか」なんて慣れないことをやろうとしたばっかりに、書き上げることが出来ず7月下旬まで放置……。
ちゃんと自分で理解と実践をし、一度はこうだ!って方法まで行き着いたんですよ。でも、何故かnoteに書こうとした時点でそれが再現できなくなってしまって。悔しいけどこれに時間割くよりも普通に他にやることがある!ってなわけで、不完全燃焼となったのでした。
冒頭の注意書きを繰り返しますが、この記事は完全に私の悔しさに全振りしているのでな~んにも参考になりません! 正規表現やInDesignの説明も全くしてません! Yeah.
やろうとしてたこと
コミティアと文フリにも申し込んで、そろそろ原稿作業本格始動です。が、自創作小説を本にするにあたりひとつ問題がありました。そう、ルビを多用する作風なのである!
![](https://assets.st-note.com/img/1719647177863-8IP0O175p6.png?width=1200)
物語独自の名詞があり、さらに前時代的なので現代人には見慣れない言葉が多くてこうなってしまうのですよ。
馴染みがない方向けに補足しますが、カクヨムやnoteでは記事タイトルにあるように記号で囲うと漢字とルビが振れます。すっごく便利なんですが、この形で記載してもInDesign(紙面などを組むデザインソフト)ではルビになってくれません。これを一つ一つ手で設定するとなれば、さすがに手間がかかりすぎます。絶対チェック漏れも発生する!
そんなわけで、カクヨム用に設定した|《》なルビを、正規表現を用いてInDesignでもルビにする方法を自分なりに調べてまとめ…………ようとしました!
正規表現については名前しか知らん状態でした。自分で調べて触ってみて、検索する文字列そのものではなく、ある程度の振れ幅を持って合致する項目を検索・指定するものだと理解しました(だよね!?)。Wordのワイルドカードは仕事で使うこともあるのでよく似たものかなと。
InDesignのタグ(?)もようわからんがいけるいける!
とりあえずざっと調べて「ふ~んなるほどね」と理解した気になったのがすべての元凶だったのかもしれない。
参考にしたサイト
青空文庫もルビの振り方はほぼ同じです。だから、私がやりたいことはこれらの偉大な先人が残した知恵でまあ行けちゃうわけですよ。
ちなみに私はサクラエディタで変換作業を行いました。
上記記事の方法で実際に大まかに変換することはできました。ここまでは良い。良かったんですよ。自分の作風に合わせてカスタムを試みたことで地獄の釜は開いたわけです。まずは次の画像を御覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1721833211407-ycdVWTlx62.png?width=1200)
上記3つが上手くInDesignタグに置き換わってくれれば良かったんです。
「折絵巻」は一番スタンダードな漢字にルビを振るパターン。「滔々」は踊り字の「々」が実は漢字扱いではないため、ルビを振る対象を漢字に限定せずにもっと広範囲にする必要があるというものです。
問題は最後の「パスチム山」です。これはさらに範囲を広げ、カタカナにもルビを振りたい。しかも青空文庫の形式だと、《》で囲った直前の漢字にルビが振られる仕様です。だから山の字だけにルビが付いて「パスチム山」になっちゃう! この先がなかなかうまくいかなくって……!!
最終的に日本語全てにマッチさせるにはどうやら[ぁ-んァ-ヶ亜-熙]で指定すれば行けそうってところで気力の9割を使い果たしました。
やった変換できた!とInDesignに持っていったらなんとルビになってくれない。なんで? Shift_JISでエンコードもちゃんと出来てるのに! 前はこれで上手く行ったのにー!?
たぶん変換した後のInDesign側のルビタグがなにか間違ってますね。でもそっちも理解しなきゃと思うとさらに労力が必要で……というところでオーバーヒートしました。おしまい。
おわりに
学んだこと:何でもかんでも付け焼き刃でやるな!
……肝に銘じます。いつか再挑戦はしたい!
7月分の記事は7月中には出すつもりです。温かい目で見守っていてください。今月もここまでお読みいただきありがとうございました!