高校生のあなたと、本音で語りたい。PLANDAY潜入調査!<willdoor Compassレポート>
「やってみたいこと・一歩踏み出せないことがある」
「やりたいことを探している」
そんな高校生たちが集まる、willdoor Compass。
大人や大学生スタッフが相談に乗ったり、課外活動の相談を受けたり、高校生の未来に繋がるイベントを開催しています。
そんなwilldoor Compassの主軸とも言えるのが、同世代と本音で語り次の一歩を考えることができるPLANDAYです。
今回は、10月15日に開催されたPLANDAYを潜入調査!
内容や雰囲気などのリアルな様子を、参加者の立場からレポートしていきます!
いざ、入室!
willdoor CompassはMetaLifeというオンラインバーチャルコミュニケーションツールを使って開催されており、イベント10分前になったら開場されます。
事前に予約した公式LINE上の「イベントに参加する」ボタンを押して、イベント会場に入室!
ブラウザに画面が移ると、設定画面が現れました!
自分好みにカスタマイズし、入室準備ができたらドキドキしながらスペースに入るをクリック!
入室して一番に現れたのは、受付スペースでした。
説明を受け終わったら、とうとうメインスペースへ。待ちに待ったPLANDAYの開始です!
チェックイン
いよいよPLANDAYスタート!
ほのぼのとした雰囲気の中、雑談を交えつつ呼ばれたい名前や参加理由を共有しました。
「本当の友達って?って内容に興味があった」
「友達との付き合い方を知りたい」
「なんでも。みんなと話してみたい!」
など様々な参加理由を持った高校生が集まっていました。
対話の時間〜哲学対話〜
チェックインが終わると、作戦会議の時間。
3、4人のグループに分かれて、今回のテーマ、”友達”についてどんなことを対話したいか相談しました!
私の参加したグループは、
「年が離れた人とだったら話せるけど、同世代はちょっと話しづらい」
「みんなに平等に接するって難しいよね」
「友達のラインで線引きしちゃう」
「友達って作らないといけないの?」
など、普段の生活で感じた疑問や悩みが出てきました。
日常会話の中では中々言えないことであっても、共有したときに反応をもらえたことで、より自分の思っていることや感じていることを素直に話せる時間になっていたと思います。
最終的には「友達、親友、恋人の境目ってなんだろう?」というテーマを中心に、哲学対話を深めることで意見がまとまりました。
「友達、親友、恋人の境目ってなんだろう?」
境目を知るために、まず”親友とは何か”を深めていくことに。
「話す頻度が多い人」
「心の中で思っている本当のことを言える関係」
「互いに違いを認められる関係」
一人ひとりが違う経験をしてきたからこその意見の違いが、新しい視点に繋がり発見があった時間になりました。
途中で”友達より恋人を大事にしてしまうのはなぜ?”という疑問が出たときには、
「恋人の方が貴重だから」
という意見から始まり、
「友達には”始まった”や”終わった”というはっきりした関係性の区切りがないからこそ、永遠に価値があると感じて疎かにしてしまうのではないか」
という考えに辿り着きました。
対話中は参加者の意見に「わかる〜」と共感してみたり、考えたことのない意見や感じたことのない感覚に頭を悩ませてみたりと、各々が感じたことを素直に表現できる温かい雰囲気が広がっていました。
普段であれば話しづらいことや心の中に閉じ込めてしまう意見も、肯定や否定ではなく一度受け止めてもらえるという安心感が、”言葉にして伝える”というステップへの後押しになっていたように思います。
インプットの時間
PLANDAYでは、毎回テーマに沿ったインプットの時間が用意されているそうで、今回は哲学対話の補助線として「友達」という概念の紹介がありました。
哲学対話の補助線は、参加者にとって、この場だけでなく今後も役に立つ考え方になったのではないでしょうか。
対話の時間〜フリートーク〜
フリートークの時間は、参加者が提案したテーマの中でグループに分かれて対話を深めました。
この日のグループは①進学の相談と、②人と自分どちらの意見を取るべきかの相談の2つ。私は後者のグループに参加しました。
「人と自分の意見、どちらを優先するべき?」
「こっちの方がいいんじゃない?」と勧めてくれる周りの人の笑顔と、進学せずに自分のやりたいことを貫きたい気持ち、どっちを優先したらいいのかな、という参加者からの相談。
「私は誰かを幸せにするために生きている」
という言葉で熱を増した対話は、それぞれの経験や想いが交差する時間を作っていきました。
「私もそう思って生きている」
「誰かを幸せにするためには、自分がまず120%幸せであることがマストだと思ってる」
「今だけの幸せを考えると他の人の意見を汲むのもありだけど、未来のことを考えたらまずは自分が幸せになってから人を幸せにするって方法もありだよ」
「選択はただの選択でしかなくて、考えた時間が大事なんだ」
スタッフさんや参加者である他の高校生が、相談者と真剣に向き合って紡ぎ出してくださった言葉を前に、心に問う時間。
自分には欠けていた視点から見た言葉が次々と飛び交った時間は、これから先もずっと大切にしたいと思える宝物を一つ増やせた瞬間になっていました。
最後まで「時間が足りない!!」とみんなが口を揃えるほど、とても濃密な哲学対話の機会でした。
後書き
「PLANDAYって絶対に計画を立てないといけないのかな......?」と思っていましたが、実際はそうではありませんでした。
チェックイン後の作戦会議やスタッフさんとじっくり話すタイミングなど、自分にフィットした空間をつくれる機会が設けられていたため、最初から最後まで思考を自分の言葉で伝えることができました。
私の経験してきたことや考えていることが軸となり、本音で語り合うことができる。みんなで創り上げていく時間の中で、自分にとって一生の宝物となるような考え方や言葉をもらうことができるし、誰かに渡すことだってできる。
それが、哲学対話会に限らずPLANDAYそのものの魅力だと感じています。
普段は語れない心の中の本音を語りたい、同世代ととにかく話したい。理由はなんでも大丈夫。
PLANDAYで高校生の皆さんとお話できる日を、楽しみにしています!
やりたいことがある・探している10代のためのサードプレイスwilldoor Compassでは、『PLANDAY』やイベントを週2回程度20:00-22:00にて開催中です!
「何から始めればいいかわからない」
「全国各地の同世代と繋がりたい」
「誰かに話を聞いてほしい」
「相談したい」
「みんなの課外活動を聞いてみたい」ができる場所です。
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