Start the party!!
「ラギ・ハイタイドってあんた?」
「…そうだけど。なに」
眼つきの悪いドレッド頭の男。行きつけのバーで遅い夕飯を楽しんでいたラギを、ドレッド頭は上から見下ろしていた。
「俺らと組む気ないか?」
「はぁ?」
突然の話題に、疑問符で答えた。
「何で俺に?」
「前に情報売った相手も覚えてねぇのかよ」
「…おかげさまで大繁盛なんでね」
記憶に無いわけじゃない。自分の記憶カにはそこそこ自信はある。
この男は情報だけでなく、仕事の遂行完了まで無茶なサポートを依頼してきて、結果、とてつもな