仕事での賢い怒られ方7選
仕事をする中で、上司やお客さんから「怒られる」という場面はなかなか避けられないですよね。萎縮してしまう、嫌な気持ちになる、という人も多いのではないでしょうか。ただ、「上手な怒られ方」をしている人生の先輩方は、怒られる時にちょっとしたマインドセットや行動に工夫をしているそうです。
①怒られた「内容」に意識を向ける
怒られている「状況」に意識が集中すると、怒られている=攻撃されていると認識してしまいます。相手が何に対して、なぜ、怒っているのかを分析して「内容」に意識を向けることで、怒られた経験がプラスに積み重なっていきます。
また、この方法によって「自分そのものや人格を否定されている」という認識から離れることができます。仕事は自分の一部、怒られているのも数多の仕事の一部。もちろん怒られた内容の改善は求められていますが、必要以上のダメージを受ける必要はありません。
②怒る人を味方ととらえる
怒るという行為は、精神的にも肉体的にもかなりエネルギーが必要になります。至らない点についてきちんと怒ってくれる人、感情に任せて怒る人、自分の主張を通すために怒る人…怒る側にも様々なタイプがありますが、中には、怒られるようなことをやってしまったのに放任する人、陰口は言うが面と向かっては注意しない人もいます。
仕事について、わざわざきちんと怒ってくれる人は強力な味方と言っても過言ではありません。
③怒る側の意見をいちど全部受け止める
特に新しい仕事に取り組む時など、まだまだ経験が浅い状況の場合には、自分が気づいていない点について怒られることが往々にして発生しますよね。時には納得できない、なぜ怒られるのか分からない、と言った気持ちでもやもやしてしまうかもしれません。ただ、そういったマインドのまま相手の言うことに全く耳を傾けないと、自力では気が付くことができなかった仕事の改善点を逃すことにつながりかねません。
まずは怒る側の意見を受け止めて、時には自分のやり方や考えを俯瞰してみることも必要と言います。
④怒られたことについて他の人に相談してみる
何度も同じ内容で怒られる、なぜ怒られるのか分からない、理不尽に怒られている気がする…こんなお悩みを抱えていませんか?怒られる時に大事な「俯瞰して見ること」には第三者の客観的な意見もとても有効です。
先輩、同期、社内、社外、家族など、誰かに相談することで、悩んでいる状況を少し違った視点でみることができるかもしれません。
⑤しっかりと謝る
相手に「言われたことを聞いている、受け止めている」と伝えるためも、怒られた時にしっかり謝るコミュニケーションは大切です。
怒られている時も受け身になりすぎず、特に自分に至らない点があったと明確な場合は、何よりもまずきちんと謝罪をしましょう。
⑥相手に質問をして学ぶ機会を作る
怒られた相手に質問をすると、「怒られた内容やその後の改善をすり合わせること」や「相手に分からない点や不安な点を伝えること」ができます。仕事のコミュニケーションを円滑にする方法のひとつと言えますね。
⑦メモを取る
怒られた時こそメモを活用すると、注意の抜け漏れが起きず次回からのミス防止につなげることができます。また、言われたことや自分の思考を見える化することは、頭の中の整理にも有効的です。
最後に
怒られる経験が少しでもポジティブになりますように!引き続きメンタルフィットネスを楽しみましょう。