【豚の柑橘味噌焼き】
可愛らしいサイズの伊豆の柑橘を購入した。伊豆で親しまれているニューサマーオレンジとよく似ているけど、別の名前のもの。名前は忘れてしまった。手にすっぽり収まるサイズで、爽やかな初夏の香り。食べてみたら、とても甘いわけでもなく、すっぱくもなく。これ、このまま食べるのもなぁ。
二人で暮らし始めてから、飽きないように、バランスの良い食事を心がけている。とはいえ、いつも同じ味になってしまう自分の料理。特にお肉を料理するときには、通り一遍の味付けになってしまう。塩、しょうゆ、スパイス、味噌。どれも食べたことのある味になってしまって、何となく探求心が満たされない。この日は、この伊豆の柑橘を使ってお肉を調理してみた。
1回目
豚バラ、新玉ねぎをさっと炒める。
みりん、はちみつを入れて軽く煮る。
味噌とニラを加える。
小さい柑橘2個を、気持ち厚めにスライスして、一緒に煮る。
最後に塩と砂糖で味を整えて完成。
最後に味見をしたときには微妙かも……と思った。でも食卓に出して食べ進めると、豚の脂とよく合うし、最後まで飽きずに食べられる。爽やかな香り。お肉と柑橘を合わせて食べてもおいしい。ぺろりと完食しました。
2回目
後日、味をしめて再挑戦。今回は皮と実をわけてみた。実は大きく切ってお肉とあわせる、皮はすりおろして上からかけてみる。
個人的には、前回のほうがおいしかったなと思った。最後にかける皮のすりおろしが水っぽく、全体的にぺしゃっとしてしまった。でも皮の水分も加味して調理すれば、この方法もアリだろうな。皮の苦みが好きな人は、こちらのほうが好みかも。奥に見える山芋の揚げと、カブの漬物はとても好評でした。
また可愛らしいサイズの柑橘類が手に入ったら試そうかな。映り込んでいる日本食研さんのTHE DRESSINGがおいしいので皆さん買ってください。