続・カポが必要な理由
ギター足軽のドクです。
最近Quoraにハマってしまい、時間を忘れてダラダラ読んでしまっております。そのQuoraで今日、とある質問を見かけました。それは「ギターのカポは必要なんですか?」というもの。
ちょうど少し前の記事にした内容だったので、これならイケるかな?と思い自分なりに回答しました。書き終わって読み返すと、自分自身にも得るものがありましたので、そこでの回答をまるまるコピペします。良いですよね?自分で書いたんだから。怒られたら消しますから(笑)
ギターの「カポ」は必要なんですか?
エレキでは不要、アコでは必要だと思います。
エレキで不要な理由は(もちろんジャンルにもよりますが)指板の端から端まて使う曲や奏法が確立されており、カポでわざわざ音域を狭めるのは楽器の表現力を奪う行為といえます。また、弦のテンション的にもバレーコードが容易で、尚且つ音の変化もアコギほど顕著ではないので、エレキの場合はカポを使わない方が楽器の能力を使い切れるということです。
アコギの場合(特に私程度の腕では)クローズドよりローコードの方が響きが美しい場合が多いです。また生音一発勝負のアコギはボディを振動させるのに少しでも弦長が長い方が有利、すなわち厳密にいうとアコギでもカポは無い方が良いのかも知れません。
しかしアコギの場合、音質を多少犠牲にしてでもバレーコードをなるべく減らすことの方が総合的にはメリットが大きいと思いますし、犠牲というほどカポで音が悪くなるわけではありません。(自分で言っといてアレですけど笑)そもそも楽曲や奏法やアンサンブルのアイデアもカポありきで成熟していますので、アコギではカポを持ってなければ楽器の能力を使い切れません。
*エレキでもアコギに近い奏法をする場合。またアコギの中でもフィンガー系ソロスタイルの場合はこの限りではありません。
以上です。
前回記事と読み比べてみたところ、今回の方がスッキリ明快に書けてるような気がするんですよね…今までは自分で問いを作ってそれに答えていて、知っていることを詰め込むだけの作業だったのかも知れません。上手く言えませんが、問いが優秀だと良い答えが出やすいというか(あ、この回答が優秀だという意味でなく)色んなヒントをもらえたような気がした出来事でした。
see you folks
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