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シリアスな話なのに、読んでいてなぜか心が満たされました。

この記事は、男女問わず、未既婚問わず、たくさんの人に読んでほしい。

原発性無月経…

そんな病気があることをはじめて知りました。

ご本人自らが書いたこの記事には、力強さがあり、でも、読んでいてなぜか心が満たされる感がありました。ご本人の中には、ここには記せない辛さ、悲しさ、やるせなさも当然あったでしょうに…。とても感銘を受けました。

何も言いません。とにかく読んでください。

女31歳。生まれてこのかた、一度も生理がない。

生涯未婚率ばかり注目されていますが、僕は生涯無子率というものも考えるべきと思っています。結婚しても無子のまま生涯を終える人たちが、男女とも10%程度存在するんです。

もちろん山口智子さんのような自発的選択の人もいますが、多くは「望んでもできなかった人たち」です。そうした人たちが自己否定に陥ることなく、誰かと比較することなく、幸せを感じられる社会となることを望みます。

そして、男だとか女だとか、そういった性別でいがみあったり、「男にはわからない」「女にはわからない」という無意味な分断もなくなってほしいと思います。

私たちは、互いに違うからこそ、協力しあえるものだと思います。

所詮、他人だからわかりあえない。

そうかもしれません。

ですが、他人だからこそ、相手のことをわかろうとして、気遣いや優しさが芽生えるのではないでしょうか。

少なくともこの記事の筆者の夫である男性はそうだと思います。

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荒川和久/独身研究家・コラムニスト
長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。