陽キャでコミュ力ある江戸の「接続する民」たちの群像劇
個人的に来年の大河ドラマ「べらぽう」が楽しみです。
何が楽しみって、舞台が江戸の明和~天明期という、今に続く文化がもっとも栄えた時代だからだ。そして、主人公が、武士でも貴族でもない、町人の蔦屋重三郎であること。
蔦屋重三郎といってもご存じない方が多いと思うが、江戸時代の出版産業の名プロデューサーである。ちなみに、あのTカードのTSUTAYAは創業者がこの重三郎にあやかって付けたものとされている。決して子孫ではない。そもそも蔦屋というのは屋号で、生れた時の本姓は丸山さんで、そ