「3高」「3平」「4低」と移り変わる結婚の条件に翻弄される人たち
むか~し昔、今から30年くらい前、大都会東京に結婚したがっている女性がいました。彼女は自分のお相手となる男性にこんな条件を希望していました。
3高!
3高とは「高学歴・高収入・高身長」です。
そのために彼女は着飾って、毎週末はパンツの見えそうなミニスカートを履いて、特大の羽根つき扇子で踊りあかし、そんな「3高」男性を探しました。
しかし、結局そんな男性は見つかりませんでした…。
それから、20年ほど経て、平成の時代へ。新たに結婚したがっている女性が現れました。彼女は、「3高」なんて条件は諦めて、こんな条件を設定しました。
3平!
3平とは「平均的年収・平凡な外見・平穏な性格」
そうです。「高くなくていい」のです。「平凡でいい」「普通でいい」のです。そうして彼女は婚活にいそしむものの、女性が考えている「普通」と、男性の現実としての「普通」には大きなギャップがありました。
普通年収600万くらいあるでしょ?→いえいえ、現実的には300万円が普通なんです。バブル以降、サラリーマンの平均年収はあがるどころか下降線をたどっていたのですから。
そうして、「普通でいい」と妥協したはずの彼女もまた、結婚せずにいつしかすアラフォーを迎えようとしています。
そして、もはや「高」も「平凡」もいらない! 「低」でいいという女性が現れました。
4低!
4低とは「低姿勢・低依存・低リスク・低燃費」です。
いくらなんでもこれなら見つかるだろう。
彼女は安心しきっていました。さてさて、4低とは一体どんな条件なんでしょうか?それは、男性にとって果たしてクリアしやすい「楽な条件」なんでしょうか?
そして、4低を条件としてあげた彼女の運命やいかに?
…というお話を日経COMEMOコラムに書きました! おかげさまで日経電子版のトップページで紹介されています。
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