2024年12月の記録
12月は1度も飛行機や新幹線に乗ることなく、終了。珍しい（笑）
異分野と、他国と、教え子と、ワークショップばかり開催していた気がします。
研究発表
ICT行動変容研究ユニットと医療DX融合ワークショップ
行動変容に関する学際研究グループと、健康医療DX推進部門という学内の2つのグループの連携を図るために、2日間のワークショップを開催しました。医学部や歯学部で実施されているDXに対して、情報科学や芸工が持っている知見を活かして、何かコラボができないかというのを模索する形で、2日間熱い議論を交わしました。
International Workshop on Cyber-Synergy 2024 (IWCS 2024)
夏に開催予定だった国際ワークショップ（台風直撃によりキャンセル）をようやく開催することができました。日本（九大、千葉大、東京理科大）、韓国（釜山大学）、オーストラリア（ニューキャッスル大学）から総勢70名が集まり、研究発表と交流を行いました。特に、日韓の学生にとっては、英語で発表する練習の場になるので、今後も開催していきたいと思います。
NLPIR2024
岡山大学で開催された自然言語処理と情報検索に関する国際会議NLPIR2024で基盤Aで実施中のデジタルウェルビーイングに関する研究を発表しました。
なんとBest Student Paper受賞！喜田くんおめでとう。
残念ながら、私自身は、IWCSのため現地参加できませんでしたが、参加レポートから雰囲気がわかります。
UBI研究会での受賞
11月のUBI研究会で2件発表したのですが、めでたいことにどちらも賞をいただけたようです。
学内
工学講義賞、受賞
光栄なことに工学講義賞を受賞しました。
12学科からなる巨大な工学部の全専攻教育科目から、毎年2, 3件のみの表彰でして、ほとんどもらえないものなので連絡をいただいたときは驚きました。
九大に来て、申請して立ち上げた新規講義なので、初年度は資料作りが大変でしたが、頑張った甲斐がありました。昨年、2年目に大幅にコンテンツを増やして、3年目の今年はできるだけ図を追加、と徐々に完成度を高めて行っていますが、まだまだ時間がかかりそうです。
https://www.eng.kyushu-u.ac.jp/topics13018.html
後輩たちによる特別講義
慶應・山中研の後輩2人に、毎年行ってもらっている特別講義を行ってもらいました。2年生向けのオペレーティングシステムは、Googleの山本くん、3年生向けの分散システムはPFNの清水くん。毎年のことですが、いずれの講義も80名近い学生が興味深く話を聞いてくれていました。聴講生からGoogleやPFNなどとんがった企業に行く学生たちが出てきたらな〜と期待してます。
教え子とのワークショップ＆懇親
NAISTの時代の教え子と共同研究に向けたワークショップを開催しました。ちょっと学生の集まりが悪かったのですが、いくつか面白いアイデアが出てきました。
九大広報 に卒業生インタビュー
今月の広報誌に、卒業生の高橋くんを取り上げてもらってます。2021年卒でソフトバンクに入社し、画像AIの研究をしています。2025年1月からは弊研の受託研究員になるので、九大にちょこちょこ顔出してくれそうな予感。
研究室忘年会
研究室忘年会。みんな元気に卒論・修論・博論乗り切りましょう！フランスからのビジターと卒業生も飛び込んでワイワイ。
福岡未踏
福岡未踏2024も残り1ヶ月となってきました。クリエータの数も多いのですが、それに伴い、PMやメンターの数も増えており、それぞれがメンタリングをしながら感じたこと、思ったことを共有する場が必要だと思い、年末に運営会議を開催しました。2時間、発言が止まることなく、本当にいろいろなことを議論することができました。クリエータだけではなく、PMメンター側もコミュニティ感が出てきた感じもします。これからも一緒に福岡の元気で尖った若者を発掘・育成していきます。
最後に
2024年、皆様、お世話になりました。飛行機のマイルを見ると11万マイルを超えているので、今年もよく移動したんだと思います。1月から半年は海外に毎月のように行き、後半は国内研究会中心だったように思います。また来年も楽しい一年にしたいと思います。今後ともよろしくお願いします。