#土地規制法案を廃案に 参議院内閣委員会理事にFAX送りました。あなたも是非!
みなさんこんにちは。
土地規制法案は昨日から参議院内閣委員会で審議が始まりました。昨日の最後に日本共産党の山添拓議員が素晴らしい質問を行いこの法案の本質を明らかにしました。
今日はその国会質疑を受けて、参議院内閣委員会理事の皆さんにFAXを送信しましたのでぜひお読みください。
昨日の山添拓議員の参議院内閣委員会質問
その夜のポリタスTVでもこの法案について馬奈木弁護士の解説が行われていました。この番組は国会終了まで無料で視聴できるそうです。
本当にわかりやすく整理して説明されています。ぜひご覧になっていただき、何が問題なのかを知ってくださいね。
何でもかんでも「その他」で後から内閣が決めることができる仕組みになっています。
また、社民党福島党首のこちらの番組で沖縄ではどのような問題になるのかを三上智恵さんと新垣クニオさんの具体的事例から伝えてくれています。
こちらもぜひご視聴ください。
FAXの送り先は参議院内閣委員会委員名簿で確認しました。
では、さっそく送信したFAXをご紹介しますね。上記動画をご確認いただきまして、自分なりの文面で送ったほうが良いとは思いますが、自由に活用していただいて構いません。
〇〇〇〇 内閣委員会理事 殿
事務所の皆様
「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」に関するお願い
かねてより私たち国民の声を国会に届けてくださりありがとうございます。
本日は「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」についてお願いがありましてFAXさせていただきました。
先日衆議院本会議において本法案が採決され、現在は参議院内閣委員会で審議が継続しています。
この間、野党からの質問と政府の答弁により本法案の本質的な問題点が明らかになってきていると感じます。昨日の山添拓議員の質問では答弁から以下の点が明らかになりました。これらの点から今国会での成立とならないようにご尽力いただけないでしょうか。
1. この法案では刑法の罪刑法定主義が成り立っていません。いつ、誰が、何を行ったら罪になるのか具体的なことが明確に記載されずすべてが法案成立後に国会を通さずに決められることになっています。
2. 現在は半径1㎞が監視対象となっていますが、注視区域・特別注視区域である以上、監視は継続的に何回でも実施されることが明らかになりました。
3. 憲法で保障された国民の権利であるプライバシー権について、これまで正面から議論が行われていないことが明らかになりました。
4. 重大なプライバシー侵害を招きかねない法案にもかかわらず、誰が誰を対象にいかなる範囲の情報についていつどのように調査情報収集を行うのか、条文上何の限定もありません。
5. すべては内閣総理大臣があらゆる機関を動員することができ、あらゆる情報を一元化することを可能にする法案であることが明らかになりました。
6. これは市民監視そのものと言わざるを得ません。
7. 沖縄では基地問題で被害を受け続けている皆さんが常に監視される対象になります。
8. これだけの人権制限を行う認識が小此木大臣をはじめ政府側に感じられません。私はこの法案は安全保障を理由にした違憲立法である可能性があると考えます。
9. これだけの重大な法案をコロナ禍のこのようなときに私たちが理解できないうちに成立させようとしていることに抗議します。そのことは衆議院の審議開始から採決まで12時間余りしか議論されていないことからも明らかです。
10. 今国会で性急な法案採決、成立させないでください。
以上、あまりよく知らない私でも問題だと思えることが国会で論議されているのだと考えています。この法案については時間をかけて十分な審議を行い、国民が納得できる形で進めていただけますようご尽力をお願いします。
いかがでしょうか。この法案はもっと多くのマスコミや新聞が大きく取り上げて多くの国民が関心を持つ必要があると思います。
皆さんもぜひFAXを送ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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