目指す目標は #政権交代 です! ~政権交代に向けた結束の提案~
皆さんこんにちは。
いきなり結論めいたタイトルですみません。
でも、今これを表明しておかないと、これから襲い来るであろう困難に迷ってしまったり、判断を誤ってしまう事になってしまうと考えたのです。
6日 衆院憲法審査会において 国民投票法改正案が可決されました。
この国民投票法改正案について立憲民主党が修正案を出していました。自民党と公明党が全面的に修正案を受け入れたたため、立憲民主党もこの法案に賛成しました。
日本共産党の赤嶺議員は国民投票法改訂案・修正案に対する反対討論を行い、次のように述べています。
なお、修正案については、有料広告のあり方などの問題について3年間検討するというものですが、それをもって欠陥を放置したままの与党案を採決してよいということにはなりません。審議は続行すべきです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-05-07/2021050704_02_0.html
このことについて立憲民主党が修正案を提出したときから、私自身も「もやもや」していましたし、野党共闘にどんな影響を及ぼすのか不安視する声がTwitter上でも見受けられました。
この受け止めについて、コペアヤ先生がタイムリーなnoteを書いています。
ここには、大変重要なことが述べられています。
☆要点3 リベラルの分断を避ける!野党を叩かない!
詳細についてはコペアヤ先生のnoteをご覧いただきたいのですが、
私はいま一番大切なのはこの要点3だと強く考えています。
以下、この一年間どのようなことがあったのか振り返ると共に、その上で政権交代を実現するための私が考える提案について述べたいと思います。
なぜ野党連合政権を目指すことにしたのか
先日の記者会見で志位委員長が記者からの質問に答えています。
野党連合政権を目指す一丁目一番地はこれだと明確に述べています。
「安保法制を廃止して日本の政治に立憲主義を取り戻すことだ」
私も、野党連合政権を目指す原点はここにあると思います。
2017年9月17日 参議院平和安全法制特別委員会で怒号の中強行採決されました。束ね法案をろくに審議されずに強行採決された歴史的出来事でした。国会の周辺を埋め尽くすぐらい安保法制に反対する皆さんが集まり声を上げていました。
数の力で法律をゆがめ、自由に外国の戦争に参加することができることを決めました。
先日、管総理がアメリカを訪問し日米共同声明を発表しましたが、あのとき決められた安保法制がいよいよ発展した形となってきた事は言うまでもありません。
5月5日付けのしんぶん赤旗によると次のような記事があります。対中国の軍事行動の前提に日本の自衛隊が組み込まれているというのです。
声明は「日本は…自らの防衛力を強化することを決意した」と明記。「対中国」の文脈で大軍拡・能力強化を誓約したのです。安保法制に基づいて自衛隊が参戦する、過去最大規模の軍事費をさらに増やす―そうした可能性を含んだ今回の共同声明は、より危険な内容になっています。
赤木俊夫さんが犠牲になった「学校法人森友学園(大阪府)への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題」
私はこの件について書かないわけにはいきません。そもそも赤木さんの件について自分の考えを整理するために本格的にnoteを始めたのですから。
一総理大臣の不正義により「自分の雇用主は国民」として原則通りの仕事をしてきた赤木さんを自死に至らしめたのですから。
この件については多くの皆さんが一緒に声を上げてきました。これも、安倍政治が立憲主義を破壊し続けてきたことによるものだと想います。
2021年5月6日、国はやっと「赤木ファイル」の存在を認める方針を出しました。何が起こったのか明らかにするためにも、「全面開示」を強く求めます。
検察庁法改正を巡る問題
検察官の定年を政府の判断で延長できるようにする検察庁法改正案を含む国家公務員法改正案を2020年6月17日に廃案に追い込みました。当時黒川検事の定年を延長することを閣議決定で決めたところ問題になったため法改正手続きを急に始めたことを記憶しています。笛美さんによる「#検察庁法改正案に抗議します」のtweetにより世論が高まって廃案にすることができました。
考えてみると、この閣議決定も立憲主義を破壊する行為で、世論の批判に晒されて安易に法改正しようとしていましたし、森友・加計問題から逃れるための一連であり、赤木俊夫さんの問題と決して無関係ではありません。
河井夫妻選挙違反事件
1億5,000万円が自民党本部から河井陣営に入金されました。そのうち、政党助成金からの資金が1億2,000万円。私たちの血税です。支持もしていない政党の票買収に使われたのです。このとき広島にまで乗り込んだ中心にいた人物が現管総理大臣であることは皆さんご存じですよね。こちらの問題は公党である政権与党が組織的に関わって起こした事件だと思います。なぜそのようなことが起きたのか、振り返りも反省もないのでは政権を担い続ける資格はないと考えます。一般企業であれば会社の存続すら危うい事態です。
コロナ禍を巡る政府与党の国民を大切にしない姿勢
この問題は現在進行形であり、絶対に放置できない問題です。2020年1月15日に武漢の保健当局が「限定的だがヒトヒト感染の可能性排除できない」と発表しています。
その後中国は春節を迎えるのですが、当時安倍総理は中国からの渡航を停止しませんでした。コロナ禍における経済最優先人命軽視の政治はこの時から今も続いています。政府が状況を甘く評価し、経済を優先させたために緊急事態宣言が遅くなってしまったことも見逃せません。
また、突然国民のほとんどが使用しなかったアベノマスクを260億円かけて配布しました。
緊急事態宣言下では自粛のために企業経営が持たない、派遣社員などの雇い止めなど、一人一人の生活が苦しくなりました。困窮者の増大と自死の拡大が懸念されて野党の皆さんが国会で対策の声を上げ、私たちもtweetで声を上げましたが政府はまともに取り上げませんでした。やっと一律10万円や持続化給付金が支給されましたが、それにも時間がかかりました。そのようなさなかに、電通やパソナをはじめとする中抜き問題が急浮上し大問題となりました。
東京オリンピック・パラリンピック中止を巡る問題
こちらの問題も看過することはできません。先日、宇都宮けんじ先生が中止を求めるネット署名を立ち上げました。26万3千を超す署名(2021年5月8日現在)が集まっており、まだまだ増え続けてます。
https://www.asahi.com/articles/ASP567RL5P56UTIL027.html
もやはオリンピック行事にコロナ対応を合わせている状態です。北海道では蔓延防止重点措置申請中の5月5日に「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」が開催されました。すべてがオリパラありきです。
さらに、赤字補填も行われない、医療スタッフも疲弊しきっている医療機関から、500人の看護師と200人のスポーツドクターを要請すると言うとんでもない事態になっています。
愛知県医労連がツイッターで #看護師の五輪派遣は困ります とツイートして大きな反響を呼ぶとともに世界的にも大きなニュースになっています。めちゃくちゃ恥ずかしい!
https://news.yahoo.co.jp/articles/5892182fff5b307914c368db2a6befdfb866092c
さらに管総理の無神経な発言が怒りに拍車をかけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cb09415c6249f59f9857ce746372dee919351a6
国会を開かない日本政府
2020年8月31日、野党が臨時国会開催を求続けているのに対しそれに応じませんでした。私たちも #国会を開け のtweetを何度も行いましたが、開かれないままでした。それは管政権になっても続きました。
憲法第五十三条
内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。
この態度も、立憲主義を無視したものであると思います。
管政権誕生と日本学術会議任命拒否問題
安倍総理が辞任し、管政権が誕生しました。その際にも大きな疑惑が
しんぶん赤旗によってスクープされています。
見過ごせないのは、安倍首相辞任表明を受け、菅氏が自民党総裁選に出馬表明した昨年9月の金の動きです。16日間で4820万円は何にあてられたのか。日本共産党の小池晃書記局長は1月28日の参院予算委員会で、「総裁選のために使ったといわれても仕方がない」と追及しました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-02-10/2021021001_05_1.html
管総理大臣が誕生した直後の9月30日、日本学術会議推薦名簿のうち、6名が削除されていることが当事者のtweetで明らかになりました。この事件こそが法律を無視した立憲主義を破壊する行為だと想います。管首相は未だに任命拒否理由を明らかにしないばかりか国会での質問に対しても、すり替えやごまかしばかりでまともに答えていません。
「選択的夫婦別姓」が第5次男女共同参画基本計画から消え去る
私も選択的夫婦別姓のパブリックコメントを意見を寄せました。
パブリックコメントを集約した後、政府案として素晴らしい内容がまとまりました。今後に希望がもてる内容でした。
↓ 第5次基本計画策定専門調査会(第7回)資料
日時: 令和2年10月8日(木) 14:00~17:00
https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/5th/sidai/pdf/07/01-1.pdf
しかし、自民党内の一部の強い反対により、よくわからない理由で後退したと言わざるを得ない内容のものが閣議決定されました。特にパブリックコメントでも多数の意見が寄せられた「選択的夫婦別氏」という文言そのものが消えてしまっています。
上記修正案、91ページ 以下の文言がなくなっています。
↓閣議決定版
https://www.gender.go.jp/about_danjo/basic_plans/5th/pdf/2-09.pdf
こちら、とことん共産党にサイボウズ代表取締役社長の青野さんと、m-net 民法改正情報ネットワーク理事長の坂本さんのお二人が参加して「選択的夫婦別姓」について語り合うという素晴らしい企画です。大変興味深い内容になっていますので是非ご覧ください。
選択的夫婦別姓について東京五輪・パラリンピック組織委員会 女性蔑視発言
2021年2月3日、森喜朗元会長による、女性蔑視発言から始まり、女性差別発言のバケツリレーが続きました。森発言をフォローする発言そのものが男性優位社会から無意識に女性を格下に見る発言が続きました。この問題も選択的夫婦別姓同様、家長制度と女性差別の考え方が根強く残っているものだと思いました。 #わきまえない女 がトレンドになりましたよね。
出入国管理及び難民認定法等の一部を改正する法律案
私が今、一番重要だと考えている問題です。今日、国会議員にお願いメールを送りました。詳細はこちらのnoteをご覧ください。
今の日本でこのような状況になっている事が信じられない気持ちでいっぱいです。記者会見の動画は是非ご覧になってください。
また、せやろがいおじさんが牛久入管を訪れた後の記者会見とYouTube動画はこちらです。
https://www.facebook.com/ChooseLifeProject/videos/800106624217029/
75歳以上の医療費2倍化法案
本日、非人道的ともいえる法案が強行採決されました。
なんで今そういうことができるのか。コロナ禍で病院にもなかなか行けないときにさらに受診抑制が高まり、重症化で手遅れになる事例が増えることは間違いありません。
https://hodanren.doc-net.or.jp/news/r75/index.html
消費税を財源とした補助金で病床削減
消費税は福祉関係に使うんじゃなかったっけ?
これは大阪だけの問題ではありません。そもそも厚労省が病床削減の方針を今でも推進しているのです。
2020年10月の文書です。
新たな病床機能の再編支援について
厚生労働省医政局地域医療計画課
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000683711.pdf
こちらを見ると、84億円をかけて病床を削減することを半年前に決めていることがうかがえます。
大阪では医療崩壊を引き起こし、医療スタッフに過重な負担を命に係わるリスクを負わせています。
与党の真の狙いは野党共闘の分断
2021年5月12日追記
ジャーナリストの鮫島浩さんが大変興味深い記事を執筆なさっています。
立憲民主党が今回なぜ国民投票法改正法案に賛成しているのか深読みされていて、モヤモヤしていた霧がはれて輪郭がくっきり見えてくる思いでした。
そう、与党が真に狙っているのは野党の分断。田村智子さんもこのことを指摘されていたのだと改めて思い当たりました。こういった政府からの攻撃が強まってくると。
皆さんもぜひこちらの記事を一読お願いします。
国民はもう限界に来ている
コロナ禍で1万人を超す死者を出しながらそのことに何の自覚もないとしか思えない自公政権です。主な出来事だけを列挙してみましたがそれだけで心が折れてしまうほどです。これらは、強権政治による立憲主義の破壊から来ているのではないでしょうか。すでに自公政権には自浄能力が全くない状態だと思います。
日本国民は、もはや政権交代をするしかあり得ない崖っぷちのところまで追い込まれている状態だと思います。
そう、政権交代を実現して立憲主義を取り戻すしかありません。
政権交代が実現したら、これまで疑惑に満ちていたすべての事柄についてきちんと調査すると言うことは日本共産党の田村智子議員が後で紹介する動画の中でも述べています。私は特に赤木俊夫さんに関わる件をすべて明らかにしてほしいと思います。
政権交代実現のために ~結束の提案~
政権交代のためには、野党共闘による過半数を超える議席必要です。そうなってくると野党共闘をどのように実現していくのか、そのスタンスが問われます。
冒頭で立憲民主党が国民投票法改正法案に賛成したことをお伝えしました。この件について様々な人が声を上げています。
私も当初立憲民主党に対して不信感を抱いていましたが、日本共産党の志位委員長の言葉や田村智子議員の講演内容を受けて考えを改めました。
そして、鮫島浩さんの記事にあるように、政府与党は手段を択ばず、野党の分断を進めてくるものと思います。そのことを踏まえて次の提案をします。
最終目的は政権交代
✅野党4党をリスペクトしよう
日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組は公党であり、政策や得意分野が違うのは当然です。野党共闘はその中でも共通する一致点で協力・協同し闘おうというものです。
✅たとえ政策が違う部分があったとしてもSNS上で叩くような批判することはやめよう
実はこれが難しいのですがその批判を無党派層の人たちも見るわけです。すると選挙に行かないという事態を招きかねません。疑問に思う点は直接当該政党に対して質問を投げかけるなど、ほかの方法で問い合わせるか、建設的な意見の投稿をしましょう。
✅「#投票に行く人を増やそう」「#投票を呼びかける人を増やそう」
私が皆さんに一番お願いしたいことです。投票率を上げない限り政権交代は困難だと思います。政党支持をお願いすることは難しくても投票に行こうと呼びかけることはだれでもできます。
✅市民と4野党は対等な関係を保つ。結束を強めよう
自民・公明と財界は日本共産党が政権に入ることを非常に恐れています。 (そりゃそうです。今までの悪事が全部バラされますから)
ですからなんとしてもそれらを阻止するために市民と野党4党の結束を分断させる攻撃を加えてくる事が想定できます。それに振り回されることがないように一層結束を固める必要があります。そのためには、それぞれを尊重した自由な意見を言えるフラットな関係を保ち続けることが必要だと思います。
#野党連合政権を私たちがつくる その気持ちで臨みたいと思います。
wild_yuzu とコペアヤ先生のnoteは野党共闘を体現している
最後にお伝えしたい大切なことがあります。私とコペアヤ先生のnoteは、野党共闘の在るべき姿を体現・実践していると思っています。
(勝手にですが😝)
どういうことなのか説明しますね。
私はコペアヤ先生のお二人を心からリスペクトしています。
幅広い豊富な知識と、読む人にしっかりと伝わる表現力は本当に素晴らしく、いつも学ばせていただいています。
そんなコペアヤ先生と私はそれぞれ独自の持ち味を持っています。
違う持ち味だからこそ、お互いをリスペクトして刺激的な新たな学びを得る喜びがあります。もちろん意見が合わないこともあるかもしれません。その時は立場を保留にしておいてよいと思っています。
何せ共通の一番の目的はアレですから、その目的が第一優先と考えればいいのです。
4野党がお互いをリスペクトし、共通の一致点で合意して、お互いの持ち味を生かして政権交代を目指す。同じ事だと思いませんか?
持ち味の違う4野党で政権交代を実現したら私たちが本当に望む野党連合政権が実現できると思います。
✅戦時中でも平和と人権を守るために闘い抜いてきた約100年の歴史を持つブレない日本共産党。
✅民主党時代に政権を担った経験を持ち、保守層にも訴求していくことができる立憲民主党。
✅差別やジェンダーギャップ問題への細やかで柔軟かつ常にアクティブな取り組みが定評の社会民主党。
✅本当に困っている人の立場に立脚し、その現場で一緒に熱い声を上げるアグレッシブな行動力が定評のれいわ新選組。
この4党と市民が力を合わせることで立憲主義に基づく多様性豊かな誰一人取り残さない社会の実現を想像しています。
私はこんな日本の政治を心から望んでいます。
素敵なことだと思いませんか?
そこに向かうための条件が揃いつつあるのではないでしょうか。
日本共産党が掲げる「新しい日本をつくる五つの提案」
提案1 新自由主義から転換し、格差をただし、暮らし・家計応援第一の政治をつくる
提案2 憲法を守り、立憲主義・民主主義・平和主義を回復する
提案3 覇権主義への従属・屈従外交から抜け出し、自主・自立の平和外交に転換する
提案4 地球規模の環境破壊を止め、自然と共生する経済社会をつくる
提案5 ジェンダー平等社会の実現、多様性を大切にし、個人の尊厳を尊重する政治を
どの提案も私たちが実現したいものであり、市民と4野党が一致して闘える素晴らしい提案だと思います。詳細は以下をご覧ください。
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/2020/12/post-105.html
この一致点がある限り、違いについては脇におき、一致協力して政権交代に向けて取り組む事を大切にしなければならないと思います。
日本共産党田村智子議員の講演【必見です】
最後にぜひご覧になっていただきたいこちらの動画をご紹介します。
田村智子議員が大学関係者に対して講演をされている動画です。この公演は大学の教授向けに話をされているので、大変学びが深い内容になっています。神回といっても過言ではありません。ぜひ全編ご覧いただきたいのですが、このnoteは政権交代を話題にしていますので、そのくだりからご紹介します。
この中で、広島の衆議院補欠選挙で当選された宮口はるこ議員の言葉が紹介されています。日本共産党として選挙の表舞台には立たなかったけれども、肉声で宮口はるこさんの宣伝をしビラをまいたそうです。これが本当の野党共闘の姿ではないでしょうか。
私たち以上にビラを撒いてくれたのが共産党の皆さんだということを私もよく存じてます
全編バージョンはこちらです。
かなり長文なnoteになってしまいましたが、 #政権交代 #野党連合政権 の実現のためにご一緒に声を上げ取り組みを強めていきましょう。
みなさんの行動にも期待しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。