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3つの補欠選挙から投票行動促進を考える ~あなたが自分のために投票行動を起こすプロジェクト~

 4月25日 北海道2区 長野 広島 の投開票が行われました。
結果はすべての選挙で野党統一候補の勝利!
本当に良かったです。

 まだ、コペアヤ先生@Girls_Study_com のこちらノートをまだお読みでない方はぜひお読みください。今回の選挙を振り返るにあたり、考えるべきポイントと課題が説明されています。「野党ソムリエになろう!」素敵な表現ですね!

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何が問われる選挙だったのか

 コペアヤ先生がご指摘されているように、今回の選挙は次のような意味合いがあったのではないかと思います。

🌸 真に国民の命と暮らしを守る政治を選ぶのか、国民の血税を使って票を  買収し嘘をつき続ける政治を選ぶのか。

🌸 国民の命とくらし、文化の継続を最優先に、考えられる手段を講じて納  得のいく説明と補償で「コロナに立ち向かう政治」を選ぶのか、医療機  関や保健所と病床を削減した上に病床を減らせば補助金を消費税増税分  から出す「国民がどうなろうが知ったことではない」政治を選ぶのか。

 こと広島の補欠選挙は河合夫妻逮捕に伴うもので、安倍政治の民主主義破壊のゆがみを正すかどうかが問われる選挙でした。
 コペアヤ先生ご指摘の通り「政治とカネ」でまとめることができない重大な問題です。立憲主義を破壊する政党、文字通り国民を騙し続けて命すら軽んじる政権ををこのまま続けるのかが大きく問われていたと思います。

 私のnoteではコペアヤ先生が課題としている事柄のうち、
「投票率の低さ」に焦点を当てたいと思います。

3つの選挙の投票率は以下の通りでした。

     北海道2区  30.46%
     長野    44.40%
     広島    33.61%

 私も投票率の異様な低さに大変危機感を持っています。さすがに、広島は投票率が高くなってほしいと思っていたので本当に残念です。

 主な支持政党別の投票先がWebニュースにありました。ここで注目すべきは自民党支持の方の3割弱が宮口さんに投票しているという事実ではないでしょうか。自民党政治にお灸を据える意味もあったのではないかと思います。

 私はこの現象について楽観的に捉えるのは危険だと考えています。自民党支持層が通常通りに自民党に投票すればすぐにこれまで通りになってしまうからです。構造そのものは何も変わっていないんじゃないかと思えます。

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民意を反映するためには投票率を上げる以外の選択肢はない

 コペアヤ先生のnote中盤で指摘されているとおり、少ない票で議席が決まってしまうことは民意をゆがめてしまいます。是非(必ず😝お読みください。

☆投票率の低さが深刻
2015年 サレジオ学院中学校「社会」の入試問題

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投票率を上げるには ~笛美さんの取り組み~

 笛美@fuemiad さんが投票日前からとても素晴らしい取り組みをされていました。私はその取り組みにとても感動し、心から賛同しています。

「私が選挙に行く理由」
「私が選挙に行かない理由」
「選挙に行こう」と言ってみた

 すごいと思いませんか? 皆さんから広く意見をもらって、それをカテゴリー別にまとめるという企画力がすごいです。さらに私が着目しているのはそこにストーリー性があり、これを読んだ人の行動変容を促すような組み立てになっている事です。これらのnoteは多くの皆さんの声が詰まっています。私も参考にさせていただきたいと思います。

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投票率を上げるための行動~SNS上で拡げる限界

 コペアヤ先生のnoteにしても、笛美さんのnoteにしてもその記事を読んだ人自身が投票に行くこと、親戚・知人などへの声かけを促す働きかけをしています。投票に行く人を増やすために大変重要で効果的なnoteだと思います。

 一方、東京都知事選挙が7月、衆議院選挙が10月までの間に実施されます。そうなんです。時間がないんです。

 コペアヤ先生笛美さんは発信力とその影響力があります。私はその足元にも及びません。

 何が言いたいかというと、広く発信しようと考えても、影響力を持つ人の人数は限られると言う現実に気がついたのです。さらにSNSを活用していれば、そのメディア内への影響力に限られてしまうのではないでしょうか。その点について、笛美さんは十分考慮もされていて、「#今日のぶっこみ」という素晴らしいタグで発信なさっています。

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投票率を上げるための行動~視点を変えてみる

投票に行く人を増やす に加えて、投票に行く人を増やす人を増やす

 私がたどり着いた答えはこれです。なんだかわかりにくいですね😝
でも、文字通りなんです。笛美さんはすでに実践されています。

 笛美さんの行動に感化されて、投票行動を促す人を増殖する必要があることに思い至りました。そうです。同時多発的に「投票行動促進クラスター」を生み出そうという提案です。

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投票行動を促す人を増やすためには

問題意識を持っている人同士のディスカッションができる場所をつくる
  一人で考えるよりも、ディスカッションの中から良いアイディアが生  まれると思います。投票する人、投票を促す人を増やすための意見を掲示 板などで思いついたときに投稿できるようなのがいいですね。#今日の  ぶっこみ みたいに成果を報告できるといいかもしれません。

投票に行くことが当たり前の空気を作るために
 投票に行かないことが恥ずかしい空気を作るために
  笛美さんのnoteによると「身近な人の影響で選挙に行くことが当たり  前」だったり、「知り合いが選挙に行く姿を見て、海外の人の意識の高さ を知って」など参考になる意見がたくさん紹介されています。自分に影響 を及ぼす環境からメッセージを受け取った人は選挙に行くようです。

  ちょうど一年前、笛美さんの 「 #検察庁法改正案に抗議しますが一 気に広がって多くの皆さんが一緒に声を上げました。芸能人の皆さんが  次々とつぶやいたことがそのことに勢いをつけたと思います。

  今回考えている取り組みは、「投票に行こう」です。右も左も、性別も 年齢も居住地も年収も関係ありません。芸能人でも一般人でも思想も生ま れも関係ありません。もし、この行動に文句を言う人がいたとすればその 人は「民主主義の破壊者」です。芸能人の皆さん、著名人の皆さんも、  「投票に行く人を増やす人」を増やす行動をとってほしいと思います。

  世の中の空気が大きく変わるためにはやはり影響力のある人の行動も不 可欠ではないでしょうか。身近な取り組みと大きな取り組みの両方があれ ばみんなが投票に行ってみようと思えるのではないかと思います。

 笛美さんのnoteを読んで私が着目したのは、行動の選択肢に「投票」が存在していない人の多さです。選挙に少しでも興味がある人は、自分で情報を入手したりする行動を起こすことができます。
 でも、自分の生活に「選挙に行く」という概念がない人にとっては、  「投票に行きましょう」という言葉そのものが「強制する圧」として感じ られるかもしれません。だって普通に生活できているのにわざわざ時間を 作って投票所に行く労力を払うわけですから。


まとめ ~私たちにできること~

 今回のノートはコペアヤ先生笛美さんのnoteからヒントをもらって書くことができました。

日本国憲法第12条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 私たちが問われているのは、まさにこのことに尽きると思います。

 そのためにできること、行動することを「選挙に行く」を中心に考察してみました。このnoteを最後までお読みいただけたあなた自身が「投票に行く人を増やす」人になってほしいと心から思います。

 すべての人が安心して暮らせる日本にするために、あなたの力を貸してください。私もできる範囲で様々取り組みたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。






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