見出し画像

「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」に関するお願い FAXを送りました

みなさんこんにちは。

 重要土地規制法案の国会審議が始まっています。26日は内閣委員会で審議が行われていました。

 私は、全部を視聴するのは大変なので、立憲民主党と日本共産党の質問をざっと聞いてみました。

 前回のnoteはこの件について問題だと思う点についてまとめました。おかげさまで、たくさんの方に注目していただきました。本当にありがとうございます。

 国会中継をアーカイブで視聴したのですが、やはり国民の声を自民党と公明党に伝えないといけないなと思い、頑張ってお願い文書を書き、FAXしました。

 内容については、かなり迷いました。内容が複雑すぎるので今回は向き合う姿勢について注目をして書いてみました。

 よかったら参考にしてFAXを送ってみてくださいね。ちなみに今回送ったのは小此木議員と、自民党、公明党です。

FAX本文

                          2021年5月27日
自民党 国会議員の皆様
事務所の皆様

「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」に関するお願い

 かねてより私たち国民の声を国会に届けてくださりありがとうございます。本日は「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」についてお願いがありましてFAXさせていただきました。

 私はこの法案について次のような疑問を感じています。

●立法事実が明確に提示されていないこと。
●なぜいまこの法律が必要なのか納得のいく説明を国民はまだ聞いていないこと。
● 何を調査するのか、調査した情報をどのように管理するのか不明なこと。


 国会でも野党議員の皆さんが質問していますが、立法事実は安全保障上の観点から明らかにされていません。これでは国会を見ている私たちからすれば大変不安だらけの法案として映ってしまいます。

 また、上記の説明に加えて、次のような問題があると感じています。
安全保障上の観点から利用状況の調査や規制が必要だという意味は理解できます。しかし、調査や規制が目的ですから、そのために人権が脅かされる私たちの生活に支障をきたすことはないのか。そのような検証が行われているとは思えないのです。

 26日の国会質問でも、基地の負担に苦しんでいる沖縄の声を聴いていないことなどが明らかになりました。国益のために特定の人権が脅かされるような事態はおかしいと思います。

 国益を守りつつ、「そのことによって人権が脅かされることはないか」という配慮をすることは国の責務ではないでしょうか。そういう多方面から検討が行われた法案であれば多くの国民も納得できるものになると思います。

 これ以外にも、コロナ蔓延による病床ひっ迫をはじめとする医療崩壊の問題や先日廃案になった入管法の問題、中止の声が圧倒的に多いオリンピックの問題など、政府に対する不信感が今までになく高まっている状況だと思います。

 これらを俯瞰してみたとき、命が軽視されている人権問題に正面から向き合わない間違っていたことを認めないごめんなさいが言えない政治であると国民の目には映っています。

 政治は国民との信頼関係が何よりも大切なのは言うまでもありません。そういう意味から政府と国民の関係性は危機的状況であるという自覚をもってほしいと思います。

 私の思いをお伝えしましたので、批判的な内容になってしまいましたが、ぜひ私たち国民の声を聞き取って政治を行ってほしいと願っています。
今後のご活躍を期待しています。 

なお、送る先はこちらを参考にしました。
下の方に主要政党がありますので + をクリックするとFAX番号が出てきます。

https://www.openthegateforall.org/2021/05/blog-post.html

オレンジ罫線

最後に

 今回は結果的に廃案にしてくださいという要求にはできませんでした。書き終えてみて、それでよかったんじゃないかなって思っています。私たちは国会をちゃんと見ているよ国会答弁から国民に対してどのように考えているかを感じ取っているよって伝わればいいんじゃないかと思います。

 私はこうやってFAXを送りましたが、国会を傍聴に行くとか、メールするとか皆さんがやりやすいスタイルで、自分たちの存在感を国会議員に伝えることがすごく大切だなぁと思いました。

 声は届けないと届かない。これからもご一緒に私たちの声を国会に、地方議会に届けましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?