日本共産党 山添拓参議院議員 #12.19国会前行動 文字起こし
みなさん、こんにちは。
今回は久しぶりに山添拓参議院議員の文字起こしをお送りします。
12月19日、国会前において
『「安保関連3文書」反対!軍拡やめろ!改憲発議反対!辺野古新基地建設中止!統一協会癒着徹底追及!いのちと暮らしを守れ! #1219議員会館前行動 』
が行われました。
参議院選挙でも公約にせず、国会で議論もせず、いきなり閣議決定で軍拡を決めてしまう国民不在の独裁政治といっても過言ではない行為です。
しんぶん赤旗でも、これまでの歴代自民党の答弁を180度転換するものだと指摘しています。
なにより、その方針転換方法以前に、方針転換そのものが誤りであると思います。この方針転換により、憲法9条がある平和の日本というアジアの国々からの信用を失墜させてしまうことになります。それは今後の外交に大きな悪影響を与えることになるのではないでしょうか。
そもそも岸田政権は、これまでと変わらない、方針転換していないと言い放っていて、とても腹立たしいです。
そんな気持ちになっている中、山添拓参議院議員の演説動画を視聴し、文字に起こしたほうが良いと思いまいした。
皆さんも山添拓参議院議員のお話を聞いて(読んで)、いま何をすべきなのか、どのように動けばいいのか、ご一緒に考えてみませんか?
私たちの世論を反映させる唯一の道は選挙で私たちの声を取り上げてくれる議員を増やすことです。
あなたの周りの人とこの話題で意見交換してみましょう!
19日行動にご参加の皆さん、寒い中大変お疲れ様です。
日本共産党参議院議員の山添拓です。
安保3文書が、その改訂が閣議決定されました。
反撃能力、敵基地攻撃能力の保有、軍事費倍増、そのための国民負担、どれもこれも国会では聞かれても語ってこなかった内容です。
内容ももちろん、勝手に決めたこと自体、大問題だと思います。
「閣議決定は撤回を」という声をご一緒にあげようではありませんか。
今日は私たちの党としても3文書について、政府から説明を受けました。
ごまかしばっかりです。「我が国に対する侵攻に備える」と文書には書いています。
「ではどういう国が、その危険があると考えているのか」
こう聞いても答えません。
5年以内に日本を攻めてくるような国が存在し、その危険が現実になりつつあるというなら、攻められないようにするために、そんな事態を絶対起こさないために、政治が役割を果たす。
それが一番求められるんじゃないでしょうか。
「軍事大国にならない」
いまだにそんなこと書いてます。
世界第3位の軍事費の国にあって、なぜ軍事大国でないなどと言えるのでしょうか。
「日米の基本的な役割分担は変えない」
これも書いています。
「では盾と矛はなんだったのか?」
こう聞きましたら
「盾と矛は基本的な役割分担ではなく、単なる役割分担です」
「そっちは変えます」
と言ってました。
言葉遊びをしているような話ではないはずです。
今度の3文書は「2015年の安保法制などを踏まえて、日本の安保政策を実践面で大転換するものだ」と書いています。
「実践面で変えていく」集団的自衛権の行使を実践に移していくということではないでしょうか。
日本が攻撃されてないのにアメリカと一緒になって「敵基地攻撃」で相手に攻めれば、当然反撃もされます。
「全面戦争につながる」こんな危険な道に絶対に進ませてはならないと思います。
今、私たちがこうして訴えていたらあるいは、国会で論争をしていたら、
「お花畑か」
「本気でそんなこと考えてんのか」
「外交だけじゃダメだろ」
そういう声が与党の議員などから飛んできます。
しかし3文書を見てみても外交の話などほとんど出てきません。
出てくるのは、せいぜい日米同盟や、あといくつか仲の良さそうな国ばかりです。
中国や北朝鮮、対話ができないと言って排除し、敵対し、仮想敵に見立てていくのではなく、そういう国々も含めてどうすれば対話のテーブルが作れるのか。お互いに協力できる関係にしていくことができるか、戦争させないためにはその道を取るしかないんじゃないでしょうか。
今世論も少しずつですが、変わってきているところがあると思います。
軍拡に対するその財源としては、増税も、他の予算を削るのも、国債も反対の方が上回っています。
そもそも軍事費を増やすことについても、賛否は拮抗する。そういう状況があります。
この安保政策を大転換する、戦争に巻き込まれるような、その危険な狙いがどんどん広がっていけば、(世論は)大きく変わっていくと思います。
世論を広げて声を上げて、市民と野党の共闘も再構築して、戦争しない、させない、そのためにご一緒に力を合わせようではありませんか。
わたくしも引き続き頑張りたいと思います。
寒い中ほんとにお疲れ様です。
ありがとうございます。
いかがでしたか?
諦めたらそれで終わりです。
先ほどテレビから「微力だが無力ではない」という言葉が聞こえてきました。日本テレビ newsZEROで、辻 愛沙子@ai_1124at_さんが伝えてくれたことがわかりとてもうれしくなりました。
こんな風に少しずつ自分たちにできることを、行動していく。
私も頑張りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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