あなたの入管法改悪に反対する声を議員に送ろう
みなさんこんにちは。
昨日ポリタスTVを視聴したのですが、ちょうど入管法の記者会見を放送してました。その中で是非皆さんに視聴していただきたい部分についてご紹介します。
名古屋入管でお亡くなりになったウィシュマーさんの面会に何度か足を運ばれていた学生さんの発言です。
私がどのような想いになったのかについては、この動画をご視聴ください。なお、通常ポリタスTVは一日たつと有料会員専用になってしまうのですが、この回はアーカイブに残してくださるそうです。
笛美さんのこちらのtweetを見て、私も自民党の議員にメッセージを送りました。是非皆さんも送っていただけたら嬉しいです。
https://www.openthegateforall.org/2021/05/blog-post.html
私が送ったメッセージはこちらです。時間がなかったので本文案を使わせてもらいました。
いつも私たちの声を国会に届けてくださりありがとうございます。
今日はいま話題になっている入管法の件についての要望がありメールさせていただきました。
今回は3つお願いがあります。
① 政府提出の「入管法改正案」は廃案にしてください。
② 名古屋入管死亡事件の真相の解明を法務省と入管に求めてください。
③ 国連からの指摘を受け入れ、難民認定制度、恣意的拘禁、長期収容をみなおしてください。
①について
2021年4月16日に審議入りした出入国管理及び難民認定法の改定案(以下「政府案」)は、在留資格のない外国人の収容と送還の問題を解決のためとされていますが、退去強制拒否罪や、監理措置制度、難民申請者の送還の推進、在留特別許可の対象の限定化は、問題の解決に至らないばかりか、すでに何度も人権侵害の問題を指摘されている入管の権限をさらに強化し、移民・難民の排除をすすめる改悪でしかありません。即刻廃案にしてください。
②について
名古屋入管に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが、2021年1月から急激な体重減少や嘔吐などを繰り返し3月6日に死亡しました。出入国在留管理庁は「本人や医師から点滴の求めはなく、適切に治療していた」としていますが、支援団体や外部医療機関の認識と大きく食い違っています。ウィシュマさんは入管収容施設内で、「容態観察」のために監視カメラ付きの単独室に移されています。出入国在留管理庁と法務省に対して、このカメラ映像の公開と、第三者機関の調査による真相の解明を要求してください。
③について
2020年9月25日、国連の「恣意的拘禁作業部会(WGAD)」は、日本の入管収容に関して、長期収容(拷問)や暴力など、入管の運用が国際法に違反していると指摘しました(*1)。さらに2021年4月5日には、国連人権理事会の特別手続きにより、4名の特別報告者が、日本政府に対して、政府提出の「入管法改正案」が国際人権法に違反する旨の共同書簡を送りました。(*2)
また、米国務省も、2021年3月30日に発表した人権報告書の中で、日本の難民認定制度の厳格さや、長期収容などに懸念を示しています(*3)。 国際社会からの指摘を真摯に受け入れる姿勢を示し、「入管法」の改悪を止めてください。
入管で起きている実態については昨日記者会見が行われており、私も視聴しました。
なくなられたウィシュマーさんの話を聞くにつけその理不尽さに聞くに堪えないような状況でした。
その理不尽さに心が折れそうでした。 私たちが住んでいる日本でこんなことが起きていると言うことで何かが崩れ落ちていくような気持ちにすらなりました。
是非こちらの動画をご覧ください。
https://youtu.be/OOjL2jMiA_E?t=3482
いま、この問題は人道的にもなんとかしなければならない事態だと思います。
東京オリンピックとの明暗があまりにも大きすぎるのではないでしょうか。
日本人として海外の皆さんに対して日本はよい国だと言うことができません。
最低でも国連が求める水準の法整備と恣意的な業務を防ぐ仕組み作りをお願いします。
皆さんも行動を起こされることを心から期待します。
最後までお読みいただきありがとうございました。