追記:あなたの入管法改悪に反対する声を議員に送って廃案にしよう(FAX版)~与党国対と法務委員会理事全員に送ってみた~
この記事は2021年5月17日追記しています
みなさん こんばんは。
今日もChooseLifeTVで配信がありましたのでリンクを貼っておきます。
今日、ウィシュマさんの妹さんお二人が名古屋入管を訪問し、ウィシュマさんがいた部屋を案内されました。「姉は本当にここにいたんですか?」という問いに入管は何も答えなかったそうです。
入管法改正案の問題、ウィシュマさんの問題、人権の問題、隠ぺい体質の問題、これらはすべて私たちの人権をも脅かすことにつながるものだと私は思います。 ですから一人でも多くの方にこの動画をご覧いただきたいと思います。
2021年5月17日 追記ここまで
この記事は2021年5月16日追記しています
まず、こちらの動画をご覧ください。
名古屋入管で亡くなられたウィシュマ・サンダマリさんの妹さんお二人のインタビューです。5月16日の今日、ウィシュマさんの葬儀が行われています。
この動画は本日16日のChooseLifeTVで配信されました。ぜひチャット欄もご覧になってください。皆さんの何とも言えない気持ちが伝わってきます。私たちの住むすぐそばで起きていたことを知らなかったということがどんなに恥ずかしいことか。ウィシュマさんとご家族だけではありません。今も何人もの方が人権の保障がされているかどうかも怪しい状況で収容されているのです。
私は今回の入管法改正案は廃案一択しかないと思っています。野党が出した修正案すべてを政府が飲もうが飲むまいが採決は絶対にさせてはいけないと思います。
やらなければいけないことは、まず、ウィシュマーさんが映っている動画を公開すること、そして何が起きていたのか真実を検証し明らかにすること以外にはないと考えます。
その過程を経なければ、ウィシュマーさんの死の原因を明らかにしなければ、この悪魔のような現状は続いてしまうと思うからです。
この事実の片鱗を知った私たちが立ち上がらないで誰が変えていくことができるでしょうか。
おかしいと思うことに声をあげ、権力を持っている人に伝え改善してもらう。当たり前のことをやっていきましょう。
時同じくして、コペアヤ先生もノートを公開されています。
まだよくわからないと思っているあなた。
総合的に解説してくださっています。ぜひこちらもお読みください。
みさご丸さんのこちらのノートも圧倒的な情報量で執筆されています。
こちらもぜひご覧になってください。
2021年5月16日 追記ここまで
このノートをご覧いただきありがとうございます。
最初にお願いです。
まず、このノートの拡散をお願いします。
入管法改正案の問題についてChooseLifeProjectで4日連続の番組が配信されました。まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。
今日14日に強行採決が行われるのではないかと言われています。13日の配信の中で、「FAXが有効」だという話があったので私もFAXを送りました。
先日メールでも送っていますがその記事はこちらです。
本日14日、15時30分からの衆議院法務委員会で審議予定でしたが、いつまでたっても始まりませんでした。そして、19時30分ごろに流会となりました。
今日、それまでにどんなことがあったのか、連日の熱い報告や議論が繰り広げられました。
この中で、火曜日か水曜日が次の山場だということが示されました。
番組の中で私が「与党議員を揺さぶらないと」という書き込みを津田さんに拾っていただいて、具体的にどのようにすればよいのかについても深められました。
引き続きFAXを自民党国会議員に送ること、公明党もキーパーソンということで公明党にも送ることにします。
カギは、入管のビデオ公開です。頑として見せようとしません。今日の動きでは7月になったら見せてもいいと、譲歩したつもりでしょうが、法案成立してしまったら意味がありません。
ウイシュマーさんをはじめ、ほかの収容されている人も、外部の病院で診察したあと、医師から話を聞くときは本人は部屋の外に出されて直接聞かせてもらえないそうです。
そこには人権がない。FAXにはその点についても要求する文面にしたいと思います。
あなたも、ぜひこの回は視聴してくださいね。
笛美さんのツイートでFAXを送ることを決意
笛美さんのこのようなツイートを見て、FAXを送らなきゃと思い立ちました。
こちらに送り先や文面の紹介がされています。
本日、せやろがいおじさんとロンブー田村淳さんのコラボで配信がありました。「入管法が話題になっているけど、正直どういうことかよくわからない」という方でも、どういう問題なのか、何が起こっているのか丁寧に説明されています。ぜひこちらをご視聴ください。
せやろがいおじさんの動画を見た後に私はポリタスTVでこちらの番組を視聴しました。こちらはDHC会長のヘイト発信問題で、企業を挙げて発信していることが問われています。私はこのDHCの問題と入管の問題は差別というキーワードでつながっているものだと感じました。皆さんはどのように感じるでしょうか。
この番組はアーカイブとして公開されるそうです。入管法とは直接かかわりませんがぜひ視聴してみてください。
そして、このDHC会長の問題といえば、エシカル消費をしようということでコペアヤ先生のこのノートを紹介しないわけにはいきません!
送ったFAX本文はこちらです
あなたも是非こちらを参考にしてかまいませんのでFAXを送ってください。よろしくお願いします。
5月15日、自民・公明の国対委員と自民・公明の法務委員会理事全員に
FAXしました。 14日の状況を踏まえてウィシュマさんのビデオ公開も要望に加えて送信していますので、文章を差し替えました。
2021年5月15日
自民党 殿
「入管法改定案」に関するお願い
本日はお願いがありまして、FAXさせていただきました。
1. 政府提出の「入管法改定案」は廃案にしてください。
2. 名古屋入管死亡事件の真相解明を法務省と入管に求めてください。
3. 名古屋入管死亡事件に関するビデオの開示をすぐにしてください。7月では意味がありません。真相究明は人道上の問題であることは明らかです。
4. 国連からの指摘を受け入れ、難民認定制度、恣意的拘禁、長期収用を見直してください。
この法案の問題点は
① 送還忌避者に対して刑事罰に科すこと
② 難民申請の回数を制限し、3回目以降の難民申請を行ったものの強制送還を可能にすること
③ 在留資格のない外国人に対し「管理人」の指導・監督下の下で生活させる「管理措置」という制度を新設すること
の三点です。
本来なら、事前の司法審査なく無制限に収容できてしまう制度を改め、収容の適正化が図られてしかるべきではないでしょうか。
しかも、難民認定率が0.4%という他国から見ても極めて低すぎる状況でこの改定案を成立させることは、人道的にみてもおかしいと考えます。
名古屋入管に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが、2021年1月から急激な体重減少や嘔吐などを繰り返し、3月6日に死亡した件について真相究明をしないままに法改定が行われてしまうことに強い危機感を覚えます。出入国在留管理庁と支援団体や外部医療機関の認識と食い違っていることはニュースでも報道されているとおりです。この問題は、国際的視点から見ても人道的に反することが行われていたことを懸念するような状況です。いったい何があったのか、そのことを明らかにして問題点を解決することなしには国際社会からも信用されることはないと思います。そのためにもビデオの公開が不可欠です。
ぜひ、採決を思いとどまっていただくことと、この法案を廃案にして改めて難民の人権を保護する立場での法改正の検討をお願いします。
最後に、この問題は人権の問題であり他人事ではありません。人権はすべての人が保証されるべきものです。この問題は私たち自身の人権にも深くつながる問題だと考えます。
よき取り計らいを、どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。