スコビー がキレイか?気持ち悪いか?
これは、実は一筋縄ではいかない。
・微生物が元気でキレイな場合
・微生物が元気で気持ち悪い場合
・微生物が少なくてキレイな場合
・微生物が少なくて気持ち悪い場合
・微生物のバランスが崩れて気持ち悪い場合
…ざっと挙げるだけで5パターンある。
微生物が元気なら、スコビーはキレイでも気持ち悪くてもOK👍🏽
▷が元気かどうかの観察ポイントは、炭酸だけでなく液体の濁り具合や沈殿物も参考にします。
微生物が少なくてキレイな場合というのは、キレイというより薄くて透明度があると言った方が正確でしょう。
微生物のバランスが崩れてしまった場合は産膜酵母が張ることがあります。カビは黒か緑なので、それ以外は基本的に問題ないということになります。
カビの判断について
カビかどうかの判断が難しいと感じる方がいるようですが、それは違います。カビが生えるかどうかは、それまでの育て方をヒアリングすれば分かります。「それはカビが生えてもおかしくないね」ということもあるし、「それはカビが生えるとは考えにくいから、恐らくカビではないよ」ということもあります。
表面に表れたものよりも、目に見えなくてもそれまでのヒストリーの方がカビの判断には大切です。
興味本位で故意にカビさせるのはやめよう
コンブチャマイスターや講師の中には、カビはどんなものか?と思ってわざとカビを生やす方がいるようです。
これは微生物への虐待です。故意に微生物を死なせることは倫理的に問題がないと言えるのでしょうか?もしくは、微生物は命であると思っていないのかもしれません。
先日SNS等でNNN(ねこねこネットワーク)という言葉を知った時、凄く興味深いと思いました。きのこ(菌類)も同じように地中にネットワークを張り巡らせていますが、微生物(菌類と細菌)空気中にネットワークを張り巡らせているはずです。故意にコンブチャをカビさせるような人間の元で微生物がこの先も元気に育っていくかと言うと・・・私たちの測れないところで微生物たちに危険人物扱いをされていても何らおかしくありません。
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