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ビットコインが急落?今後の行方は?

4月19日、ビットコイン(BTC)は4%も急落し、3万ドルを割った。
 
ビットコインのチャート
 
ビットコインは4月11日に10ヶ月ぶりに3万ドルを超えた。そして、多くのアナリストがこれから上昇していくと分析していた。そんな矢先に、なぜ4%の急落があったのだろうか?
 
以下の3つの可能性があると考えられている。
 
・英国のインフレ率の高止まりによる、長期金利上昇への懸念
・大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)からの大量の売り注文
・ロングスクイーズ
 
4月19日、英国立統計局(Office for National Statistics:ONS)は3月の消費者物価指数(CPI)を発表した。前年同月比10.1%上昇、伸び率は10.4%から縮小したものの、予想(前年同月比9.8%)を上回り、連続で2桁台を記録した。そのため、長期金利上昇への懸念が高まり、リスクオン資産であるビットコイン売られた。4月11日に3万ドルを超えた理由の一つに、利下げが近いという思惑があった。3月の英国CPIはその思惑を崩すこととなった。
 
また、同日、バイナンスでは大量のビットコインの売りが出た。売りは現物だけではなく、証拠金取引で強制決済が多く出た。英国CPIの結果と現物の売り注文で価格が大きく下がったため、多くの買いポジションの証拠金が不足して強制決済となって売りが増え、価格を更に下げることとなった。
 
さらに、2500万ドル(約33億7000万円)以上のビットコイン先物が清算され、そのうち98%がロング(買い)ポジションであったため、ロングスクイーズが発生した。
 
これらの要因が重なり、ビットコインが急落したと思われる。なお、今回のビットコインの急落は、必ずしも悲観的に見られているわけではない。暗号通貨アナリストRekt Capital氏は、「ブレイクアウト後のリターンムーブで28,800ドルのサポートラインのリテストを試みるのは健全な動きだ」とツイートした。また、ビットコインのリザーブリスク倍率(reserve risk multiple)というあまり知られていないが歴史的に信頼性の高いビットコインの価格指標が現在プラスに転じているため、強気相場が到来する可能性があるという予想もある。
 
19日の急落はビットコインだけでなく、イーサリアム(ETH)などのアルトコインも大きく下落した。イーサリアム、ポリゴン、ドージコインは5%以上、ソラナは9%以上急落した。
 
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