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今年のクリスマスは暗号通貨にサンタクロース・スクイーズがやって来る!

デジタル資産管理プラットフォームのマトリックスポート(Matrixport)のリサーチ&ストラテジー部門責任者マークス・ティーレン(Markus Thielen)氏は、「暗号通貨にサンタクロース・スクイーズが来る」と11月6日のレポートで報告しました。
 
ティーレン氏はレポートにおいて、「ビットコインはクリスマス前の11月から12月にかけて平均23%上昇する傾向がある」と述べ、「先週は最近で初めてベータ値の暗号通貨銘柄がビットコインをアウトパフォームした」と指摘し、サンタクロース・スクイーズ(年末年始の上昇)の可能性を示唆しました。
 
彼は先週の以下3つのイベントが暗号通貨含むリスク資産のサンタクロース・スクイーズの土壌を作ったと述べました。
 
1.米国財務省が長期国債の発行から短期国債の発行にシフトしていることです。これは金利が下がることを示唆しています。
 
2.米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見における発言がハト派的な内容であったため、利上げ停止の可能性が出てきました。
 
3.11月3日の米雇用統計の非農業部門雇用者数が労働市場の冷え込みを示し結果であったため、更なる利上げが行われる可能性があります。
 
また、ティーレン氏は、「FRBが2019年に利上げを止めた後にビットコインが約400%上昇した」と過去のデータを用いて、サンタクロース・スクイーズが来ることを予測しています。
 
この3つのイベントの他、ビットコイン現物ETF承認の可能性が高いこともビットコインを含めた暗号通貨の年末年始に上昇する材料として挙げています。
 
なお、ティーレン氏は他のレポートにおいても、「イーサリアムのエコシステムが回復の兆しを見せていることが、収益の増加や1,550ドルの重要なサポートラインを維持していることで証明されている」と指摘しています。
 
また、「イーサリアムや他のアルトコインがビットコインを凌駕しており、その兆候は市場シェアと取引量の増加に見て取れる反映されている」と指摘しており、さらに、「ビットコインとイーサリアムの永久先物の資金調達率も上昇していることから、暗号通貨投資が強気になっている」と述べています。
 
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