暗号通貨を支持するマイアミ市長が米大統領選に出馬!
米国フロリダ州マイアミ市のフランシス・スアレス(Francis Suarez)市長は6月15日、2024年大統領選の共和党候補指名争いに立候補、出馬に必要な書類を連邦選挙委員会(Federal Election Commission:FEC)に届け出た。
スアレス氏は暗号通貨の推進に積極的な市長で、マイアミを仮想通貨都市や次のシリコンバレーにすることを目指し、企業の誘致や政策に取り組んできた。例えば、給料をビットコインで支払えるようにする法案の推進、自身の給料を100%ビットコインで受け取る、世界最大の暗号通貨イベントのビットコイン・カンファレンスのマイアミでの開催などである。また、都市が発行するシティコインの第一弾であるマイアミコインにも関わっている。
スアレス氏は暗号通貨を支持する一方で、規制の必要性も認めている。彼は暗号通貨取引所FTXの破綻に対して、「暗号資産を保管・管理する機関は銀行のような存在であり、銀行業界に一定の規制が存在するよう、暗号通貨関連企業にも規制が必要である」と述べた。
スアレス氏はキューバ系で、唯一のヒスパニック系候補であり、地元以外での知名度は低い。フロリダ州からはドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領、ロン・デサンティス(Ronald DeSantis)フロリダ州知事が出馬しており、この二名が共和党予備選の最有力候補である。そのため、彼にとっては厳しい戦いとなる。なお、スアレス氏はトランプ前大統領とデサンティス州知事に対して批判的な立場を取っている。
現在、共和党候補指名争いの主要候補者には、マイク・ペンス(Mike Pence)元副大統領、ニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)元国連大使、サウスカロライナ州上院議員ティム・スコット(Tim Scott)氏、ノースダコタ州知事ダグ・バーグム(Doug Burgum)氏、元アーカンソー州知事エイサ・ハッチンソン(Asa Hutchinson)、元ニュージャージー州知事クリス・クリスティ(Chris Christie)ら11人がいる。候補者のうち、暗号通貨を支持するのはスアレス氏の他、デサンティス州知事、ヴィヴェク・ラマスワミ(Vivek Ramaswamy)氏、ロバート・ケネディ・ジュニア(Robert Kennedy Jr)氏である。
デサンティス州知事は5月24日のイーロン・マスク(Elon Musk)氏らを招いたツイッターでのトークイベントで、「バイデン政権はビットコインに対して批判的であり、バイデン氏が再選されれば、ビットコインの将来が危険にさらされる」と発言した。
ヴィヴェク・ラマスワミ氏はバイオテクノロジー起業家であり、「選挙活動の資金集めで暗号通貨による寄付を受け付ける」と発表し、暗号通貨で寄付するための専用ページを公開した。
ロバート・ケネディ・ジュニア氏はジョン・F・ケネディ元大統領の甥で弁護士である。彼は民主主義の観点からビットコインを支持しており、彼も暗号通貨での寄付を受け付けるという。
暗号通貨を支持する候補者が大統領に当選すれば、現在の暗号通貨に対する規制が厳しい米国の方針が変わる可能性がある。そのため、暗号通貨業界にとって、次回の大統領選挙は大きな分水嶺となる。
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