「マルウェア」 コロナウイルス
■マルウェア
→”マル”は悪意のある(malicious)、”ウェア”はソフトウェア(software)を組み合わせた造語です。悪質で不正なソフトウェアの総称を「マルウェア」と呼びます。
マルウェアは総称なので、もう少し細かくだと3種類に分けられます。
■ウイルス
→侵入したプログラムを書き換える、自己増殖が特徴です。単体では存在できず、どこかのプログラムを改ざんして侵入することで存在し、1個体から2個体、2個体から4個体へどんどん分身を作り増殖します。
※病気のウイルスに似ていることからつけられた名称
■ワーム
→自身の分身を作りプログラムを感染させていきます。ウイルスに似ていますが、異なる点はプログラムには寄生せず、単独で存在できること。
※ワーム(worm) は「虫」、「寄生虫」を指す。
■トロイの木馬
→表上は無害なプログラムを装って、コンピュータに侵入。侵入成功後は素性を現して攻撃を仕掛けてくる特性を持っています。
※ギリシャ神話のトロイア戦争で敵が大きな木馬を城内に運んだ物語が由来。
コンピュータでは少しわかりずらい方は、実際に人の身に感染するウイルスで考えてみるとイメージがわくと思います。
■こんなイメージ例
ウイルス といっても様々なウイルスが存在します。
コロナウイルスとインフルエンザは似たようなウイルスですが、感染した場合の症状は少し違います。
コンピュータウイルスの”ウイルス”や”ワーム”も似ていますね。
一方でノロウイルスは感染した後の症状は主に嘔吐や下痢、腹痛、吐き気です。
コロナウイルス、インフルエンザのような ダルさ、喉の痛み、頭痛といった症状とは違います。
このようなウイルスにかからないよう 手洗い、うがい、運動、規則正しい食生活、睡眠のような感染予防対策は耳にタコができるほど聞いたことがあると思います。
これはコンピュータでも同様で、ウイルスにかからないよう日々セキュリティのアップデート、ウイルス対策ソフトの適応、不審なメールやサイトは開かないといった対策があります。
■ご参考<ウイルス対策ソフト>
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3SZWNV+48EZN6+1A8Q+15URTU