お茶の水を歩く

世田谷区の歩く会のメンバーとお茶の水界隈を散策した。
新しい発見は「東京都水道博物館」と「おりがみ会館」、小学校の社会科見学みたいだ。お茶の水には大きな病院がいくつもあるから、医療ライターの私としては何十年も前から通い慣れた地域。それでもちょっと行かないと、知らない街になっている。
ぐるぐる回って最後の見学場所は明治大学だった。特に人気があったのが朝ドラ「虎に翼」展、そのモデルとなった女性弁護士1号の三淵嘉子さん、彼女をうんだ法学部女子部を紹介した「特別展示室」だ。新しいスペース「アカデミーコモン」には「明治大学博物館」「阿久悠記念館」も常設されていて、見学者があふれていた。私たちのようなシニアのほかに、学校見学の高校生のグループもたくさんいた。そういう時期だ。
さらに大学創立120周年を記念して建てられたという「リバティータワー」の学食に侵入。ここは、地上23階、地下3階の駿河台キャンパスのシンボルだそう。550円のボリューミーなランチを食べた。
デザートは昭和5年創業の甘味処「竹むら」で、と狙って、地図を片手に足をのばしたのだが、案の定の長い行列。並ぶのは嫌いな私、趣のある木造2階建ての外観を見るだけにした。いつか、ぶらりとひとりで行ってみよう。
東京には、まだまだ歩いてない街がたくさんある。

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