松井さんと会う
狛江在住の画家・倉成弘子さんの透明水彩画展で、松井久子さんご夫婦と待ち合わせた。一緒にランチするのは、数ヶ月ぶりか。新婚のお連れ合い・センセイは変わらずに元気、元気。食べて、お茶して、その後2人で喜多見のジムに行くと言う。ひと駅だから歩こうと、大乗り気のセンセイ、しぶしぶ付き合うという感じの松井さんと3人で、歩いた。大した距離ではないが、まだ小田急線が地面を走っていたころ、この辺りは畑や野っ原だったよと、センセイの解説付きウオークになった。
絵描きの倉成さんは、ずいぶん前から松井さんの応援者で、彼女の映画の上映会を企画・主催するなど、活動的な人だ。私自身は狛江人として彼女の花の絵のファン、作品の絵ハガキを手元に置いて、常に活用させてもらっている。ずいぶん長い付き合いになるけれど、住まいがどこにあるかまでは把握していなかった。ところが・・・。
何ヶ月か前、松井さんが「倉成さんのお宅にお呼ばれしたけれど、あなたのところの近くじゃない?」というので、はじめて判明した。同じ3丁目で、しかも私が少し遠回りして駅まで歩くときによく通る所、わりとご近所さんだった。そんな話をしながら、彼女の新しい作品や生徒さんたちも作品をじっくり鑑賞した。
長く自由に生きていると、いろんな知りあいがたくさんできて楽しい。こういう積み重ねのご縁が、残りの人生を楽しませてくれるのだろう。有り難いことだ。