だるま和尚の言葉
「気は永く 心は丸く 腹立てず 口慎めば 命ながかれ」
シニアのLINEグループの仲間の間で、ここ2,3日話題になっている言葉である。描き方が面白い。
「気」と言う文字は縦になが~く書き、「心」はまるまった文字で、「腹」という文字は横に寝かせ、「口」は慎み深くちいさく、そして「命」の文字は縦に細なが~く…画像で見れば一目瞭然なのだが、「気」「心」「腹」「口」「命」の5文字が置かれているだけの書面である。
友人が、亡くなったお母様のノートに書かれていたのを見つけて、これはいったい何だとLINEに上げたのがはじまり。2008年のメモだそう。
書の世界では有名だと思うが、知る人ぞ知る、だるま和尚の言葉ではないか。記憶がおぼろげな私でも、ネット検索一発で正解が出てきた。
漫画チックな描き方がいつ頃からされてきたのかは知らないけれど、「笑点」の大喜利でも大受けになるだろう。日本語ってしゃれているなあ。そして、この歳になると、しみじみ心に染みる言葉だ。さすがに禅宗の祖、だるま和尚…、しっかり噛みしめて暮らしていこう。
この書の画像はたちまち他のシニアグループにも拡散された。