町田で歌う

私が参加している「青春ポップスの会」は、町田駅から徒歩10分ほどの所にある立派なホールで歌っているのだが、今週の会場は、玉川学園前駅直結のコミュニティーセンターだった。ここも町田の公共施設だ。こじんまりしてはいるが、グランドピアノも使えるきれいな部屋。音響もいいし、なにより全員の顔が見通せるのがいい。総勢30名弱、ひとりの欠席者もなく、存分に声を出して、気持ち良く声帯の筋トレにはげんだ。
町田市はお金持ちだから、市民が集まって活動できる施設がいくつもある。いろんな年齢層の人が、自由に使用できるスペースの存在はとても大事だ。住民同士のつながりがうまれる。
それに比べて、我が狛江市は少々お粗末…。そもそも面積も狭いし、税収という経済的な背景も寂しい。手が届くところに自然があるのは魅力だが、人生の最後のコーナーを暮らす環境としては、町田市や立川市の内情を知れば知るほど差を感じてしまう。
とはいえ、町田市にたっぷり税金を払っている旧友のおかげで、その恩恵にあずかっている私、しばらく町田の施設を有り難く使用させてもらうことにする。

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