スーパーでばったり
買う物はないけれど、散歩のつもりで駅まで歩き、サミットの中をウロウロしていた。そのままチンすればいい焼いた魚やミョウガの茎など、どうでもいいモノをカゴに入れて、有人レジでモタモタしていたら、後ろに並んだ人が私を呼ぶ。なあんだ、子育ての頃からの仲良しグループのひとり、Hさんではないか。お互い長年狛江に住んでいるけれど、スーパーのレジでばったり会うなんて初めてだ。そのまま店内の片隅で立ち話となった。
このグループの面々とは7月下旬にみんなで会ってお喋りしたばかり。「あの後ね、私コロナにかかっちゃって・・・」と彼女が言う。「けっこう熱が高くなって近所の発熱外来に行ったら、Nさんもきてたのよ」「コロナだとわかってから、その後彼女に電話したんだけど、だれもでなくて・・・」「最近LINEの既読もないから心配」「あの時の中で2人も発熱したなんて、他の人は大丈夫だったかしら」
小田急線沿線に住んでいる長男嫁ちゃんに2度、食料を運んでもらったことなどの、コロナ体験談を聞きながら、その頃私はどうだったかなあと記憶を紐解く。ぜん息のようなセキが続いたのは同じ頃か?
絶好調とはいえず、常にどこかが不具合な私。「歳を取るってこういうことなのね」ー、思わずLINEで呟いたら、みーんなから返事が来た。「私も同じよ」「暑いし、クーラーで冷えるし、どうかなりそう」
同世代の友人たちの存在はありがたい。