〜序〜
生まれてこのかた独り暮しをしたことがない小生の独居がいよいよ現実味を帯びてきたのは昨年秋のことでした。
しかしながら、一緒に暮らし始めた12年前からその足音はヒタヒタと聞こえていたのかもしれません。
ここでパートナーとの別離の原因をつらつらと述べる気持ちも必要もあるはずもなく、これから波のように押し寄せてくるであろう独り暮らしの面倒臭ささ、あるいはたいへんさ、あるいは初体験の家事一切の記録と感じたことをここに書くことで人生の終盤を楽しみたい(楽しめるものなら!笑)と思ったのです。
炊事・洗濯・掃除はもとよりコーヒーを点てることすらできていない状態から、裏日本の寒村で古希を迎えんとするオトコヤモメがどのように成長!?笑)し、どんな暮らしをするのか、丁寧にルーチンワークを構築できるのか、記していこうと思います。
どうぞお付き合いください。