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ヴィパッサナー瞑想思い出し録①
半年ぐらい前、ヴィパッサナー瞑想に行った時の備忘録
・ヴィパッサナー瞑想を知ったきっかけとか
帰国後ずーっと病んでて心の事を色々調べたりしてたら瞑想がいいとかよく出てきたりして、自分でやってみたこともあったけどいまいちよくわからなかった。その時別でパーマカルチャーというワードが引っかかって調べていたら何故かヴィパッサナー瞑想にたどり着いた。
・少年漫画のレベルアップっぽい
昔、漫画『シャーマンキング』読んでて、主人公の葉が超絶レベルアップするために真っ暗の洞窟に入って一回死ぬのを疑似体験するみたいのあって、それに憧れてたんだけど、ヴィパッサナー瞑想ってなんかそれに近くない??て思ってしまった。10日間人から離れて瞑想し続けるって、それじゃんて。今気づいたけど、少年漫画とか冒険漫画で憧れるシーンてかっこよく戦うとこじゃなくて、仲間もそれぞれがバラバラに自己を鍛錬するシーンだ。自分は何の属性とか見極めたりさ〜。そういうのやりたいよな。
しかしヴィパッサナー瞑想は結構人気で(まあ、ほとんどタダみたいなもんで10日間衣食住提供してくれるし)予約が取れなくて、いつかいきたいな〜〜という気持ちだけあって何ヶ月かすぎた。 それで、よしと申し込むぞとなったのは、誕生日の気まずさみたいなのを思い出して逃げたかったからだと思う。
・誕生日の気まずさ
今までの人生で誕生日ていつもどうしたらいいかわからないなーと思っていた。人の誕生日も覚えられず祝えない自分が、人から祝ってもらうというのはすごく罪悪感があった。だから自己申告せずにこっそり過ごす。日中誰かがSNSとかの表示で気づいて祝ってくれると、嬉しいありがたいどうしよう罪悪感の複雑な気持ちで笑って返事をしてた。
一年前の29歳の誕生日は、パートナーから「〇〇日誕生日だよね?ご飯食べに行こう」と言われ、嬉しくて(私もそんなことがしてもらえるのか!)泣いた。が、当日パートナーは忘れていた。それまでの間、何を着ようとか、「〇〇欲しいって口走っちゃったけどもしプレゼントしてくれてしまったらどうしよう。実はそこまで欲しいものじゃないから、そうだったら申し訳ないな〜」とか色々考えてしまった自分の全てをバカにされた気がして、でもそんなぐらいの価値しかない自分だから仕方ないと泣いた。
それから逃げたい、今年は、もうそれから逃げてしまいたい!!30歳の自分への特別のプレゼントだーーー!!もうそれが一番の決め手だった。そして予約が開く日を覚えておいて、予約した。
そのあと、読んでた本(『ホモ・デウス』)のあとがきのイッチバン初めに「ヴィパッサナー瞑想を支持してくれたゴエンカ氏に感謝」的なことを書いてて、おおおシンクロニシティだ、向かってるぜ!と気持ちが高まっていった。