【考察】2022年新種牡馬を勝手に予想
最高に盛り上がった日本ダービーも終わり、いよいよ2歳馬がぞくぞくとデビューします🐴
あわせて今年初めて産駒が走る新種牡馬もデビューとなります👋
産駒頭数が多い馬、注目度が高い馬を中心に新種牡馬の産駒の特徴や傾向を勝手に予想してみたいと思います‼️
2歳戦の予想やPOGの参考にしていただければと思います🙇♂️
サトノクラウン
種牡馬データ
サンデーサイレンスの血を持たないため、サンデー系の牝馬を中心に人気があり、種づけ頭数も非常に多いです。また、キングカメハメハを持つ牝馬との組み合わせではラストタイクーン、ミスプロのクロスが生じるのでそれ狙いの配合も多いです。
欧州色の強い血統ですので洋芝を中心に活躍するのではないでしょうか。また、重賞6勝のうち4勝が非根幹距離と主流コースよりは非主流の方が良さそうです。
以上、トータルで考えますと札幌芝1500m、札幌芝1800m、函館芝1800mあたりで活躍しそうな予感がしています。
リアルスティール
種牡馬データ
今となってはラヴズオンリーユーの兄という言い方をされるのでしょうか。祖母は名牝Miesqueの娘にして、大種牡馬Kingmamboの全妹にあたるMonevassiaという超良血馬です。ですので、Kingmamboを持つ牝馬との組み合わせではKingmamboとMonevassiaの兄妹クロスが生じるのも興味深いです。
共同通信で負かし、皐月賞・ダービーでは後塵を喫したライバルのドゥラメンテの種牡馬としての活躍を見ればこの馬も期待せざるを得ません。
菊花賞2着の実績もありますが、本質的には1600m〜2000mがベストかと思いますので産駒にもその傾向が受け継がれるのではないでしょうか。毎日王冠、共同通信杯を制しているところから見ると東京芝1800mは最もベストだと思います。
また、父ディープインパクトー母父Storm Catの配合の種牡馬にはキズナ、サトノアラジンがいますが、どちらも芝のみならずダート中距離での活躍馬を輩出しています。さらにリアルスティールにおいては芝もダートもこなせる汎用性に富んだNureyevの血も持っていますので芝ダート兼用のユーティリティ産駒が多数輩出されるのではないでしょうか。
以上、トータルで考えますと東京芝1800m、阪神ダート1800mあたりで活躍しそうな予感がしています。
注目産駒:ヴォレトンクール(牝)
父:リアルスティール
母:アイムユアーズ
母父:ファルブロラヴ
馬主:シルクレーシング
調教師:斉藤崇史
マインドユアビスケッツ
種牡馬データ
初年度産駒からクラシック勝ち馬を輩出し、飛ぶ鳥を落とす勢いのドレフォンともBCスプリントでハナ差の接戦を演じた快速馬。
父Posseは、その父がデピュティーミニスターの系統に母系にRoberto持ちと、血統構成のイメージで言えばクロフネに近しいです。
ライバルのドレフォンと比べるとIn Reality、Sharpen Upの血を持たない点で日本競馬への適性が若干劣るので、ポストドレフォンほどの大きな期待は禁物かもしれません。
良くも悪くも特徴の見えずらい血統で、自己主張するというよりかは母系の良さを引き出すタイプかも知れませんので、母系によっては活躍馬が出るか。
スピードとパワーはある馬ではありますが、A.P.IndyもStorm Catも持たないダート色は薄い血統ですので、案外、産駒は新潟千直なんか合うのではないでしょうか。
ベストウォーリア
種牡馬データ
父のマジェスティックウォリアーはダート中〜長距離のレースで活躍する産駒を多数輩出しています。本馬は母系にGone Westを持っている分、スピード面が強化され、ダートマイル以下を中心に活躍しました。
種付け料が安く、大きい所を狙うというよりかコスパ重視の生産者から人気を集めていそうです。
やはり、エーピーインディ系になるので産駒の活躍のメインはダートで、特に自身の実績が良かった東京ダート1600m、ダート1400m戦で活躍しそうな予感がしています。
サトノダイヤモンド
種牡馬データ
2022年デビューの新種牡馬の中では、日本競馬での実績はナンバーワンで種付料も最も高額です。
コントレイルに抜かされるまではディープインパクト産駒の牡馬で最も獲得賞金を得た馬であり、ディープ2世の種牡馬としても過去最高の実績を上げた馬のデビューとなります。
母父父のLureはBCマイルを2連覇したDanzigの血を引くスピード馬で、母父母父にはタイキシャトルの父のDevil's Bagの血を持ち、母系はスピード系の血で構成されています。血統背景からは短い距離でも活躍する馬を多数輩出してもおかしくはないです。
京都競馬場を得意としていたことから産駒も平坦コースは合うのではないでしょうか。また、洋芝のように時計のかかる馬場よりかは高速時計の方が良く、産駒は小倉芝1200m、小倉芝1800m辺りで活躍しそうな予感がしています。
注目産駒:トラミナー(牝)
父:サトノダイヤモンド
母:サマーハ
母父:シングスピール
馬主:金子真人ホールディングス
調教師:藤原英昭
Justify
種牡馬データ
77年のシアトルスルー以来41年ぶりに無敗で米三冠を達成した歴史的名馬です。
父のScat Daddyは産駒のミスターメロディが高松宮記念を制するほか、母父としてはカレンブーケドールやロータスランドを輩出するなど、日本の馬場にも適性の高いスピード血統です。
また、母父Ghostzapperは日本でも種牡馬馬として大活躍しているドレフォンと同じです。
Storm Cat、In Realityの二つの血を持つ馬で、内国産種牡馬ですとロードカロア、外国産種牡馬ですとドレフォン、American Pharoahと同じで、日本での種牡馬成功パターンにも当てはまります。相手牝馬次第とはなりますがドレフォン産駒、American Pharoah産駒と同じく芝でも十分通用しそうです。
産駒はダート戦はどの条件でも引く手あまたかと思いますが、しいて上げるとすれば東京ダート1600m、阪神ダート1800m、中京ダート1800m辺りで無類の強さを誇るのではないでしょうか。芝ならば東京芝1600mあたりが合いそうです。
注目産駒:ユティタム(牡)
父:Justify
母:ジペッサ
母父:City Zip
馬主:金子真人ホールディングス
調教師:国枝栄
Saxon Warrior
種牡馬データ
ディープインパクト産駒にしてイギリス三冠初戦の英2000ギニーを制し、英ダービーでも1番人気に推された競馬版の大坂なおみです。
昨年英愛オークス、ヨークシャオークスを制したSnowfallと同じ、ディープインパクト✖️Galileoの配合です。
Galileoを持っているので若干重めの血統に思いますが、日本でも産駒が活躍しているFrankel、Teofiloと同じくデインヒルの血も持っていますので、日本の馬場も合うのではないでしょうか。
日本の競馬場での実績がないためあくまでもイメージとなってしまいますが、産駒はオーバーシードで洋芝の影響が濃くなる冬の中山開催芝1600m〜2200mが合うのではないでしょうか。
注目産駒:ダズリングブレイヴ(牡)
父:Saxon Warrior
母:リリーズキャンドル
母父:Style Vendome
馬主:サンデーレーシング
調教師:斉藤崇史
新種牡馬リーディング予想
サトノダイヤモンドも改めて戦績を見ると早熟気味なところはあるので、産駒の勝ち上がり率は高そうです。ただ、重賞やクラシックといった大きな所ではリアルスティール産駒の方が分がありそうなので、新種牡馬リーディングはリアルスティール、産駒勝利数ではサトノダイヤモンドとなるのではないかと予想します。
いろいろ好き勝手書きましたが、若駒の活躍、新種牡馬の活躍が今から楽しみです‼️
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