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業務にデータ分析を取り入れてみよう 2~テーブルを作成してみる~

みなさん、こんにちは!
データを分析して業務に活かそうと思ったことはありますか?
当然ですが、データの分析をするためには、データを適切に貯める必要があります。
今回はデータを貯める場所である「テーブル」を、MySQLを使って作ってみようと思います!


SQLとは

「SQL」は、「リレーショナルデータベース(以下、RDB)」を操作するためのデータベース言語です。
RDB(Relational Database)とは、データを複数の表形式で管理し、表と表の関係を定義することによって、複雑なデータを扱えるようにしたデータベース管理方式のことです。データベース管理方式の中でも広く使われています。
データベース言語とは、データを取り出したり操作したりする際に使う言語を指します。

つまり、SQLは簡単に言えば、「データを操作するための言語」です。

データベース言語には様々な種類がありますが、SQLは最も普及しているとされています。

また、SQLには以下のように複数の種類があります。

それぞれの種類に特徴がありますが、今回は「MySQL」を使用してテーブルを作成してみようと思います!


MySQLをダウンロードする

①右のリンクをクリック → https://www.mysql.com/jp/downloads/

②< MySQL Community (GPL) Downloads » >をクリック

③< MySQL Installer for Windows >をクリック(Windowsの場合)

④最新バージョンを選択し、ファイルサイズが大きいインストーラーをDL

⑤ダウンロードしたMySQL Installerをダブルクリック
※インストール中に下の画像のようにパスワードを設定するので、忘れないようにメモしておきましょう!


テーブルを作成してみる

①MySQLを立ち上げる
・コマンドプロンプトを起動する
・「mysql -u root -p」と入力
・設定したパスワードを入力(MySQLダウンロード手順⑤のインストール時に設定)

②データベースを作成する
構文:CREATE␣DATABASE␣データベース名;

※スペースは半角で入力しましょう!
※最後にセミコロン「;」を忘れずに!

③データベース一覧を表示して作成できているか確認する
構文:SHOW␣DATABASES;

④作成したデータベースに接続する
構文:USE␣データベース名;

⑤現在接続しているデータベースを確認する
構文:SELECT␣DATABASE();

⑥テーブルを新規作成する(カラム名とデータ型の決定)
構文:CREATE␣TABLE␣テーブル名(カラム名␣データ型␣制約 , カラム名・・・);

※「PRIMARY KEY」:主キーに設定
 「AUTO_INCREMENT」: 自動連番

⑦作成したテーブルを確認する
構文:DESC␣テーブル名;

補足:データ型の種類

⑧テーブルにデータを挿入する
構文:INSERT␣INTO␣テーブル名(カラム名1, カラム名2) VALUES (値1-1, 値1-2),(値2-1, 値2-2),(値3-1, 値3-2)・・・;

⑨テーブルの内容を確認する
構文:SELECT␣*␣FROM␣テーブル名;

以上の工程でテーブルの作成が完了しました!


まとめ

今回は、MySQLを使用してデータベースとテーブルの作成方法をご紹介しました。
作成前にエクセルを使ってどんなデータベースにしたいのか、構想を可視化しておくのもおすすめです。

実際の分析業務では、クラウド環境のデータベースやテーブルを作成・使用することが多いですが、基本知識としてどのように作成されるのかを知っておくことは重要です。
ぜひ、一度試してみてください!


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