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確率で考える受験合格率~確率の考え方を活用しプレッシャーに打ち勝とう!~

こんにちは!
唐突ですが皆さんは、受験をしたことがありますか?
受験といえば高校受験や大学受験をはじめ様々な受験がありますよね。
特に大学受験に関しては、受験戦争という言葉が生まれるくらい勉強に集中する時期です。
そのため、受験日が近づくにつれ、「人生が懸かっている」と実感し始め、とてつもないプレッシャーが襲いかかってきます。

そこで今回は、皆さんがよく知っている確率の考え方を活用することで、プレッシャーに打ち勝つ方法をお伝えします!


確率の復習

今回の考え方を学んでいく前に、確率について少しお話しします。
「コイン1枚を投げるとき、表が出る確率はいくつか?」
コインには表と裏の2通りがあり、そのうち表が出るのは1通りなので(表が出る確率)=1/2、つまり50%ですね。

では「コイン2枚を投げるとき、2枚とも表が出る確率はいくつか?」

1枚目が表となるのは1/2です。2枚目が表になるのも1/2です。つまり(2枚とも表の率)=1/2×1/2=1/4となり、25%です。

このように、確率とは「偶然起こる現象の起こりやすさを表す指標」のことです。


確率で考える受験合格率

さて、ここまでは確率の考え方をおさらいしました。

ここから、本題に入っていきましょう。
冒頭で話したとおり、大学受験は苛烈なものですが、志望校と同じレベルの大学を併願校として受験する人も多いかと思います。
また、模擬試験を受けることで合格率を知ることができます。
今回は模擬試験を受けることで知ることができる合格率を利用して、プレッシャーに打ち勝つための考え方を学んでいきます。
「A君は志望校と併願校を含め5つの大学の合格率を模擬試験で調べました。結果、合格率はそれぞれ50%でした。さて、A君が少なくとも1つの大学に合格する確率はいくつでしょうか?」

少なくとも1つの大学に受かる確率は、「1つ以上の大学に受かる確率」と言い換えることができます。
以下の画像のように、(少なくとも1つの大学に受かる確率)=(全確率) - (1つの大学も受からない確率)として計算しましょう。

当たり前のことですが、(全確率)=1、つまり100%ですね。
では(1つの大学も受からない確率)を求めていきましょう。
A君の5つの大学の合格率はそれぞれ50%であり、落ちる確率もそれぞれ50%なので、(1つの大学も受からない確率)=1/2×1/2×1/2×1/2×1/2=1/32となります。
1/32はたったの3.125%です。

以上より
(少なくとも1つの大学に受かる確率)=100% - 3.125%=96.875%
となります。

合格率が50%の5つの大学をすべて受ければ約97%の確率でどこか1つの大学には合格します。97%ですよ?ほぼ受かった気がしませんか?!


まとめ

このように、確率1つとっても見方・考え方を変えれば気持ちが軽くなりますよね!

ここで大事なことは、数字や確率をただの値として見ないことです。
基礎を応用・発展させていくことによって、色々な切り口で物事を考えられるようになりますし、新しい発見もできます!

そしてデータ分析においても、数字を意味のあるものとして解釈することが求められ、そのためには数字が持つ情報をしっかりと理解することが大切です。
ぜひ、皆さんも日々数字の意味を理解することを意識しましょう!


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