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眩しい存在に対峙している

眩しいとき、わたしはいつも目を瞑る。

しずかに、そっと、自分を守るように。目が潰れてしまわないように。

好きな人は、光だ。でも、直射日光のようなまばゆい光ではなく、じわじわと心の内側を侵食していくような、やわらかい不思議な光。



実際その光は、いつかわたしを焼き尽くしてしまうのかもしれない。愛され慣れていないわたしは、光の存在を自ら拒んでしまうのかもしれない。


だけど、今は…すくなくとも今だけは、まだ、あたたかい木洩れ日のようなこの光に照らされていたい。


そういう気持ちで今は、好きな人の傍にいる。

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